岡山商工会議所が飲食店応援サイト「料理人のソコヂカラ」を開設して1カ月がたった。
同会の会員・非会員に関わらず、テークアウト・デリバリー・出張販売をできる飲食店を掲載している。食事のカテゴリーは、和食・洋食・中華に分け、エリアは、岡山市北区・中区・東区・南区に分類している。
3月に入り飲食店オーナーからの多くの経営相談を受け、17日に呼び掛けをして、24日に32店舗からスタートした。現在は130店舗以上の掲載をしている。同会の山形章弘さんは「どの店も苦しい時を迎えている。耐えるしかない状況の中、まさに料理人の底力を見せるしかないと考え、サイトを作った」と話す。
現在は、山形さんを含め2人で運営している。「登録件数が増えてきて、検索機能の追加やインスタグラムなどのSNSでの発信も強化すべき。また休業してテークアウトやデリバリーをやめてしまった店舗のメンテナンスも課題。何より料理人が作った料理を楽しく食べてもらうことで、地域の応援をしてほしい。長期化する新型コロナウイルスの影響に対して次の施策も検討している」とも。