高齢化や医療の地域格差が進む中、幅広い診療能力と地域とのつながりを併せ持つ「家庭医療・総合診療専門医」の重要性が高まっています。岡山県津山市を拠点に展開する岡山家庭医療センターでは、地域に根ざした専門研修プログラムを通じて、全国の地域医療を支える人材を育成してきました。
このたび、2026年度専攻医の募集を開始。それに合わせて、プログラム説明会の開催および、見学・オンライン相談の受付もスタートしています。
家族志向のケアで医師を“地域の柱”に育てる実践的な研修
本プログラムでは、「心やさしく、頼りになる家庭医療・総合診療専門医を育てる」ことを教育理念に掲げ、患者や家族の背景を理解し、共感的な医療を提供できる医師を育てます。
取得可能な資格
- 日本専門医機構認定 総合診療専門医
- 日本プライマリ・ケア連合学会認定 新・家庭医療専門医
4年間の研修で、世界水準のプライマリ・ケアを提供できる実力を養成します。
プログラムの3つの大きな特徴
- 診療所・小病院・三次救急を行き来し、地域医療の流れを体験
- 心理社会的背景まで踏み込む生物心理社会モデルの実践
- 家族志向のケアを診療と教育を通して体得し、指導可能なレベルへ
研修環境は、個別面談・メンター制度・レジデント会議などサポートが手厚く、遠隔地でもTV会議を通じた学びが可能です。
指導医からのメッセージ
プログラム責任者 松下 明 医師「地域の中で“患者さんの困り事に役立てる医師”に成長してほしい。診療だけでなく、医療と生活をつなぐ力も磨ける研修です。」
指導医 辻川 衆宏 医師「豊かな自然に囲まれ、多彩な症例を経験できます。外来から在宅まで、幅広く柔軟に対応できる力を一緒に育てていきましょう。」
指導医 大門 友博 医師「精神・整形・皮膚など地域で頻出する疾患にも対応。家庭医療の本質を学び、継続的なケアと背景への理解を重視する教育を行っています。ぜひ一度見学へお越しください。」
A・Bの2つの研修コース
- Aコース:津山市・奈義町・美作市に密着した高密度な地域完結型研修
- Bコース:岡山県全域を舞台に、自由度の高い設計で義務年限や研究とも両立可能
地域健康プロジェクト、教育活動、研究活動への参加も可能で、「地域とともに学び、地域に還元する」研修が行えます。
2026年度 専攻医 募集開始!
現在、見学・オンライン個別相談を随時受付中です。診療の様子や研修環境を直接見て・話して確かめていただけます。
プログラム説明会のご案内(要申込・無料)
2026年度専攻医募集にあたり、下記日程でプログラム説明会を開催いたします。
- 開催日程:2025年5月18日(土)・6月15日(土)・7月14日(土)
- 形式:オンライン開催(Zoom)
- 対象:医学生・初期研修医・専門研修プログラムに関心のある方
- 内容:プログラム紹介、専攻医・指導医との懇談、質疑応答 など
- 特別講義:松下医師による「行動科学」のミニレクチャー付き
?詳細・お申込みはこちらから
お問い合わせ・見学申込
社会医療法人清風會 岡山家庭医療センター(奈義ファミリークリニック内)
TEL:0868-36-3012
Mail:fpcookayama@gmail.com
HP:https://smc-seifukai.or.jp/fpco/
※本プログラムに関する取材・メディア掲載をご希望の方は、社会医療法人清風會広報担当までお気軽にご連絡ください。担当者より折り返しご案内いたします。