プレスリリース

J1ファジアーノ岡山に高校2年生2名がプロ契約を締結!文武両道を実現した選手と進化する岡山学芸館高校の教育環境。プロ契約を果たした選手の決意と背景に迫ります。

リリース発行企業:学校法人森教育学園

情報提供:

学校法人森教育学園 岡山学芸館高等学校(岡山県岡山市)では、2025年2月10日(月)に2人の高校生の記者会見を行いました。プロ契約を行ったのは、末宗寛士郎選手、千田遼選手です。彼らは、ファジアーノ岡山U-18に所属し、この度、晴れてファジアーノ岡山とのプロ契約を結ぶことになりました。
彼らのキャリアが新たなステージへと進化することをお知らせいたします。

記者会見の様子

岡山学芸館高等学校では、これまでにもファジアーノ岡山のプロ選手になった卒業生はいましたが、いずれも高校3年生の秋以降でした。なぜ、彼らが高校2年生の段階でプロ契約を結ぶことができたのか、その背景にあるストーリーをご覧ください。
1.これまでの高校生のプロ契約の流れ
これまでも岡山学芸館高校ではプロ契約を締結した選手を輩出してきましたが、いずれも高校3年生の秋以降の契約でした。それは全日制高校を卒業するために必要な出席日数を確保しなければ、卒業することができないというハードルがあることも一つの要因でした。そのため、現在世界で活躍する有名選手たちが高校在学中にプロ契約を締結する場合、初めから通信制高校へ入学をするか、通信制高校へ転学するのが一般的とされています。しかし、高校生の彼らにとって、プロの道に進むために通信制高校に転学することを選択することは、環境や人間関係の観点から不安を感じる選択でもあります。その観点から転学をすることなく、同じ学校に通い続けられることが、心残りなくプロとして活動するための最良の方法であると考えました。



2.同じ高校に在籍しながら、プロ選手として二足のわらじ
岡山学芸館高校では令和7年4月より通信制課程を開校します。





外国の生活が長く日本語の勉強を必要とする生徒や、登校に不安があるが大学進学に向けて勉強を行いたい生徒など、現在増加している通信制高校の需要に訴求する形で設立することとなりました。そして、今回プロ契約をする2名も来年度より、通信制課程へ転籍する形となります。2名もプロ契約を決めるにあたり、「学芸館高校でできた友達と会うことが難しくなるのか」と話しており、それが心残りだと感じていました。しかし、岡山学芸館高校の通信制の場合、平日の練習後には学校に通学し、友達と会ったり、教室で勉強したりできるため、心置きなくプロのサッカー選手と高校生の両方のキャリアをスタートする決意することができました。





来年度より両名は通信制課程へ転籍します。
・午前中はプロ選手の一員として、ファジアーノ岡山の練習に参加する
・午後から登校し、授業を受け、友達との今まで通りの時間を過ごす
・夜は単位取得のためのレポートや進路に向けた英語の学習などに励む
というスタイルは変わるが環境は変わらない新たな日々をスタートします。
岡山学芸館高校 通信制課程WEBサイト
岡山学芸館高校新設の通信制課程の詳細WEBサイトです


3.両選手の決意
両選手は1月のシーズン開始からファジアーノ岡山のトップチームの練習に参加することとなりました。初めにプロ契約の話をもらった際は驚くことしかできず、実感が全くわかなかったとのことです。

千田選手は参加した宮崎キャンプ中にプロの選手とのフィジカルやスピードの違いを感じ、実際に自分自身が通用するのか不安になることも多かったと話す一方で、大好きなサッカーに朝から打ち込むことができる環境は、プロで通用するためには重要なことだと感じたそうです。



末宗選手は宮崎キャンプに参加する前はプロ入りに不安があったそうです。しかし、キャンプ中にファジアーノの選手と話す機会が多くあり、相談に乗ってもらったり、アドバイスをもらったりすることで徐々に不安がなくなりプロとして戦う決意を固めることができたそうです。



4.入団会見の様子
2月10日(月)に行われた「ファジアーノ岡山U-18所属 末宗寛士郎選手 千田遼選手 トップチーム昇格内定記者会見」が岡山学芸館高校で行われました。両選手は株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブゼネラルマネージャー 服部健二氏、岡山学芸館高等学校 理事長 森健太郎と共に会見に出席し、今回のプロ昇格の経緯や思いについて語りました。

緊張の様子

ユニフォームを授与されるシーン


ユニフォーム着用での意気込み

ユニフォーム背面

また質疑応答では記者の質問に対し、緊張しながらも「お互いライバルとして切磋琢磨し合いながら、2人で試合に出場できるように高め合いたい」とコメントしました。

5.選手からのコメント

末宗選手
末宗 寛士郎 選手のコメント名前:すえむね かんしろう
生年月日:2007 年 6 月 10 日
前所属チーム:オオタ FC―ファジアーノ岡山 U-15
ポジション:FW
代表歴:U-17 日本代表



「このたび、ファジアーノ岡山のトップチームに昇格することになりました。
 目標であったプロサッカー選手をこの岡山の地、ファジアーノ岡山でスタートできることを嬉しく思います。僕は、ファジアーノ岡山の試合を見て夢を与えてもらいました、次は僕が子どもたちに夢を与えられるような選手になれるよう、日々努力します。全てはファジのため!」


千田選手
千田 遼 選手のコメント名前:せんだ りょう
生年月日:2007 年 9 月 20 日
前所属チーム:J フィールド岡山 FC―ファジアーノ岡山 U-15
ポジション:DF
代表歴:U-17 日本代表



「このたび、ファジアーノ岡山のトップチームに昇格し、プロ契約を結ぶことになりました。小さな頃からのプロサッカー選手になるという夢を、自分を育ててくださったファジアーノ岡山というクラブで叶えられたことをとても幸せに思っています。ここからがスタートだと思うので、これまで自分を支え、関わってくださった全ての方々に恩返しができるように毎日全力を尽くしていきます。子どもたちに夢を与えられるよう努力していきます。」

6..これからの岡山学芸館高等学校のビジョン
岡山学芸館高等学校では
「君の望む、君になれる」というスローガンを掲げています。




様々な事情で全日制に通うことができない生徒や、積極的に通信制を選択する生徒に対して、『全日制高校があるからこそできる教育』を目指しています。

サッカーに限らず中高生世代のアスリートが、プロ選手を目指すうえで必要な環境をサポートすることは、地元選手の県外流出を防ぐことや、人間関係の不安を払拭することに繋がります。
岡山でプロ選手と学業の両立ができる。この道は、必ず子供たちの希望になると信じています。

<学校概要>
・学校法人森教育学園 岡山学芸館高等学校
・所在地:〒704-8503 岡山県岡山市東区西大寺上1丁目19-19
・運営:岡山学芸館清秀中学校・岡山学芸館高等学校・通信制課程フレックスVコース
・URL:https://www.gakugeikan.ed.jp/
・電話番号: 086-942-3864

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