リリース発行企業:海と日本プロジェクト広報事務局
日本財団(東京都港区、会長 笹川 陽平)が企画・統括・支援し、一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ(東京都港区、代表理事 馬見塚 健一)が開催運営する「SPOGOMI WORLD CUP 2025」の日本国内予選大会「スポGOMI ワールドカップ 2025 岡山STAGE」が2025年3月1日(土)、RSK本社前において開催されました。合計33チームが参加し、岡山県代表に輝いたのは、お揃いの赤いユニフォームに身を包んで、高得点のごみを中心に満遍なく集めた「煌girls」。本チームは、2025年9月(予定)に東京都内で開催する、全国47都道府県の予選大会を勝ち抜いたチームが出場する全日本大会「スポGOMI ワールドカップ 2025 日本 STAGE」に進出。その後2025年秋に日本で開催予定で、日本を含め世界30カ国(予定)の代表が集う「スポGOMI ワールドカップ 2025」への出場を目指します。
公式サイト:https://nf-spogomiwc.com/
スポGOMIは「スポーツ×ごみ拾い」の略で、3人1組のチームを結成し、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その量や種類に応じて与えられるポイントを競う日本発祥のスポーツです。
スポGOMIの世界大会「スポGOMI ワールドカップ 2025」は、スポGOMIの国際的な普及を促進するとともに、国や世代を問わず海洋ごみの削減活動に参加いただく機会を日本から創出し、海洋ごみ削減の世界的ムーブメントにつなげていくことを目的として、日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施するものです。
<参考>
■スポGOMIとは https://www.spogomi.or.jp/
イベント概要
・日程 2025年3月1日(土)
・開催場所 RSK山陽放送本社前
・参加人数 1チーム3名×33チーム=98人(1名病欠)4チーム欠場
・企画・支援・統括:日本財団
・大会運営・主催:一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ/(一社)海と日本プロジェクト in 岡山
・岡山STAGE共催:岡山県 協力:アサヒ飲料株式会社 中四国支社
優勝は「煌girls」!拾ったごみの総量は5.945kg!
全33チームが参加した岡山STAGE。当日は天候にも恵まれ、RSK本社前を舞台に熱い戦いが繰り広げられました。結果、「煌girls」は、ごみ総量5.945kg/797ポイントを獲得し、準優勝チームに34ポイント差をつけて優勝しました。2025年9月(予定)に東京で行われる「スポGOMI ワールドカップ 2025 日本 STAGE」でも好成績が期待されます。
優勝チームコメント
夢があるスポーツだな、と思って参加したんですけど、まさか自分たちが優勝できるなんて信じられません。この大会のために、ごみの分別の仕方とか、どの辺りにごみが落ちているかとか、いろいろと3人で話をして、とてもいい勉強になりました。日本一目指してがんばります。
岡山STAGEで集められたごみの総量は52.23kg
友人同士で参加したチームや学校、職場の仲間同士で参加したチーム、ご家族で参加したチームなど、県内外から多くのチームが参加しました。どのチームも気合十分で、スタート前の作戦タイムでは「どのルートを回れば効率的にごみを拾うことができるか」「役割分担をどうするか」など、意見を出し合いながら各チーム思い思いの作戦を話合っていました。その後、出場者を代表してアサヒ飲料チームの代表者が登壇し選手宣誓を行った後、「CHANGE FOR THE BLUE」の掛け声で全チーム一斉にスタート。60分の激闘を繰り広げました。街には多くの空き缶、たばこの吸い殻、ナイロン袋、家庭ごみなど様々なごみが落ちており、参加者は競技に参加しながら、街に捨てられているごみの多さを改めて実感しているようでした。
美しい瀬戸内海に面した岡山の海ですが、日々多くの海洋ごみが海岸に打ち上げられています。海洋ごみの約7~8割は街から流れてくるものといわれており、適切に処理されないプラスチックやポイ捨てされたごみが、川や海岸から海に入り込んで“海洋ごみ”になり、また、プラスチックごみは岩や波にぶつかって細かく砕かれ、マイクロプラスチックと呼ばれる“細かい海洋ごみ”となります。これらを魚やウミガメをはじめとした海の生き物たちが誤って口にしてしまい命を落とすこともあり、大きな問題となっています。今回のスポGOMIワールドカップを通して、このような海洋ごみ問題に対して少しでも関心を持つ人が増え、海洋ごみ削減の機運を高めていくことに繋がることを願います。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容 :ゴミ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらゴミを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までゴミを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすい街づくりに貢献し、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に付与することを目的としております。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。https://uminohi.jp/umigomi/
■日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、
幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。
https://www.nippon-foundation.or.jp/