株式会社クレスコ(岡山市東区、代表:川井 雄之介 以下「当社」)は、明治5年(1872年)の創業以来、150年以上にわたり金属加工の技術を磨き続けてきました。現在、当社では女性就業比率が4割となり、金属加工業の平均を上回っています。※出典:経済産業省統計
社会や産業構造の変化が大きく進む中、今後さらなる事業成長を目指す上で同じ志をもって働ける人材の確保は必須課題となります。金属加工だけに関わらず製造業で持たれやすい3K(きつい・汚い・危険)のネガティブなイメージを払拭し、従業員の働きがいや働きやすさの向上をはかり、女性比率5割の目標を掲げ改革を進めていきます。


当社が今まで実施してきた取り組みは下記の通りです。
快適に仕事ができるよう第1工場から第4工場まですべて冷暖房を完備しました。
工場屋根部分には太陽光パネルを設置しているため、年間電気使用量の約7割は太陽光でまかなっています。

第4工場内
重たいものの運搬、危険な作業は機械へ
設備投資を行ない、重い・鋭い材料など機械が自動で運搬・入替し、危険な作業は激減しました。

大型の機械を女性が操作

黄色のクレーンで重量のあるものを運搬・機械が全自動で材料を入替
現場から重くて作業しづらい、洗濯しても乾きにくいなどの声があがったこともきっかけの1つとなり、ユニフォームの刷新に取りかかりました。
新ユニフォームは軽いので肩こり軽減ができる上、作業もしやすい。 洗濯をしても乾きやすく色褪せもしにくい。見た目もシンプルなので仕事前後のお子様の送迎、仕事帰りの買い物にも立ち寄れ、QOLもあがったとの声もあり、好評です。

地元企業【iori product様】制作

旧

新ユニフォーム

新ロゴ入りTシャツ
健康経営も推進している当社ですが、いつでも汲める・飲める水素水整水装置を設置し、大変好評となっています。水素水・酸性水・浄水の切り替えができ、汲んで持ち帰るのもOKです。
今までは1日or半日有給の利用だったものが、1時間単位で取得できる有給の導入で、お子様の送迎、行事、通院などフレキシブルに利用できワークライフバランスがさらに取りやすい環境になりました。
地元企業【中山靴店様】のご協力のもと、入社時に足型をとり、1人1人にあったインソールを配付しています。腰痛が軽減された、疲れにくいなどの声もあり好評な取り組みとなっています。

各部署との打合せで社内の声をヒアリング
快適な職場環境への設備投資本年、熱中症対策が義務化され年々厳しい暑さになる中、クレスコでは2020年に全工場にエアコンを導入し快適に仕事が行えています。その他今回取り上げたさまざまな取り組みを行うことによって、ひとりひとりが自分の生活・健康を意識し、会社の制度を利用できています。社内からは「会社が自分たちを尊重して、大切にしてくれている。」や「家族や友人に自慢できるようになった。」との声もあります。今後も社内の新しいアイディア・他社のいいところなども取り入れアップデートしていきたいです。
弊社は明治5年に創業してからこれまで、“ものづくり”の現場に携わってまいりました。
永きに渡り、たくさんの方々に支えられ、事業を続けてこられました。
今後も事業を発展させる為には、“ものづくり”の本質と向き合いながら、クレスコの価値を、どう未来に変化させていくかが重要だと確信しております。
そして今、私たちは新たなミッションとして「Monoづくりの価値をUPDATEする」という言葉を掲げました。製造業は、形状や性質を変化させることで、新たな付加価値を生み出せる、誇り高く尊い仕事です。私たちは、そうした価値をさらに高め、弊社の理念の中にもある、クレスコだからできる“唯一無二のMonoづくり”へと昇華させていきます。
そのためには、まず「社員一人ひとりが誇りを持って働ける環境づくり」が欠かせません。
クレスコでは「脱6K職場」というビジョンを掲げ、
* 無くすべき3K(きつい・汚い・危険)
* UPDATEすべき3K(気合・根性・勘)
という6つのテーマに対して、具体的な改善活動を進めています。
これまでにも、全館空調の整備、制服の刷新、有給取得の促進など、働く環境のアップデートを積み重ねてまいりました。そしてこれからも、「Monoづくりの価値をUPDATEする」という使命のもと、社員・お客様・地域社会が誇りを感じられる未来をつくってまいります。

代表取締役社長 川井雄之介
株式会社クレスコ
広報担当:吉武・丸尾
電話:086-279-1214
メール:soumu@oka-cresco.co.jp
平日8時~17時
URL:
https://oka-cresco.co.jp