プレスリリース

「カンコーホームルーム」WEB創刊20周年 子どもを取り巻く環境はどう変わったか?延べ数十万人の声を多角的に調査・分析 ~最新号は「今どきの卒業式事情」について~

リリース発行企業:菅公学生服株式会社

情報提供:

菅公学生服株式会社(本社:岡山市北区駅元町、代表取締役社長:尾崎 茂、以下:カンコー学生服)が運営する調査発信メディア「カンコーホームルーム」は、2006年2月のWEB創刊から20周年を迎えました。これを記念し、2025年1月1日~12月31日の期間に最も読まれたコラムの年間ランキング(トップ20)を発表いたします。

「カンコーホームルーム」は創刊以来、これまでに240号以上のコラムを発行し、延べ数十万人規模の中高生・保護者・教職員へのアンケート調査をもとに、教育・学校生活・制服文化を中心とした情報を発信し続けてきました。 これらの調査結果は、当社の事業エビデンスとしてだけでなく、広く一般に公開することで論文や教材、新聞・テレビ番組で引用転載されるなど、多方面でも活用されています。
2025年の年間ランキング(アクセス数の集計結果)では、制服の在り方そのものを問う根源的なテーマや、ジェンダーレス、校則のアップデートに対する高い関心が浮き彫りとなりました。

最新号(Vol.241)では、生徒たちが制服を最後に着る日である「卒業式」をテーマに、全国の中高生1,200人を対象とした調査結果をもとに、令和のリアルな実態を公開しています。本調査から、「第二ボタン」の認知度や、生徒間で何を贈り合っているのか、式典以外でどんな思い出づくりをしているのかを詳しく紐解きます。

なお、カンコーホームルームでは、皆様の知りたい内容や新たな調査テーマを随時募集しております。
(URL:https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/demand




◆ 2025年アクセス数ランキングTOP5(抜粋)
ランキング上位を占めたのは、「学校制服の必要性」に関するテーマ。生徒・保護者・世代別など多角的な視点からの調査記事が、現代の教育現場や社会の価値観の変化を反映し、多くの読者の関心を集めました。
また、2位には「男子生徒のスカート着用状況」がランクインし、ジェンダー観の多様化や制服のあり方への関心の高まりもうかがえる結果となっています。

1位 【Vol.190】 高校生が考える「学校制服の必要性」 https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/homeroom/vol190 
2位 【Vol.211】 男子生徒のスカート着用状況 https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/homeroom/vol211
3位 【Vol.215】 中高生が考える「学校制服の必要性」 https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/homeroom/vol215
4位 【Vol.203】 保護者が考える「学校制服の必要性」 https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/homeroom/vol203
5位 【Vol.167】 「学校制服の必要性」 https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/homeroom/vol167

(集計期間:2025年1月1日~2025年12月31日の閲覧数より)


◆ 2025年 カンコーホームルーム 年間アクセスランキング(TOP20)
ランキングには、学校生活を取り巻く幅広いテーマが並びました。カンコーホームルームは、単なる制服情報にとどまらず、子どもたちの価値観・教育環境の変化を映し出す「時代の記録」としても役割を果たしています。

1. 「制服はなぜ必要か?」への回帰(1位、3位、4位、5位) TOP5のうち4つを「学校制服の必要性」に関する記事が占めました。多様性が叫ばれる現代において、生徒・保護者・学校それぞれが改めて「制服の意義」や「存在理由」を模索している現状がうかがえます。

2. ジェンダーレス制服のその先へ(2位) 2位にランクインしたのは【Vol.211】男子生徒のスカート着用状況です。「女子のスラックス」が定着しつつある中、次のフェーズとして「男子のスカート」という選択肢への関心が高まっており、性の多様性に対する意識の深まりがデータとして表れています。

3. 校則(ルール)への関心の高まり(17位) 2025年に発行された最新記事の中で唯一TOP20入りしたのが、【Vol.233】中学・高校の制服に関する服装規定の状況です。「ブラック校則」の見直しなどが社会問題となる中、最新のルール運用実態を知りたいというニーズが反映された結果となりました。


(集計期間:2025年1月1日~2025年12月31日の閲覧数より)



◆ 今どきの卒業式事情(カンコーホームルームVol.241)
2025年の年間アクセスランキングでは「学校制服の必要性」に高い関心が寄せられましたが、生徒たちがその意義を最も強く実感するのは、生徒たちが制服を最後に着る日である「卒業式」かもしれません。

カンコーホームルームVol.241では、そんな「卒業式」にスポットを当て、全国の中高生1,200人を対象に、第二ボタンの風習の認知度、卒業式に生徒間で渡しているもの、卒業式の日に行っていることについて調査を行いました。

※本調査の詳細データは公式サイトにて公開しています。
https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/homeroom/vol241





1. デジタル世代でも健在  約8割が知っている「第二ボタン」の文化
制服の第二ボタンをあげる(もらう)という風習については、中学・高校生は「知っている」(全体80.6%、中学生79.7%、高校生81.5%、男子75.2%、女子86.0%)という結果で、約8割の生徒が「知っている」と回答していました。
特に女子の認知度は9割近くに達し、第二ボタンを贈るという風習は現在の中学・高校生の間でも広く浸透しています。

2. 卒業式に渡す定番アイテム 「手紙」がトップ、「第二ボタン」や「写真・動画」も上位に
卒業式の日に生徒間で、渡したり/もらったりしているものは、「手紙・メッセージカード」(全体37.4%、男子25.0%、女子49.8%)が最も多く、特に女子は半数を占めました。次に、「第二ボタン」(全体27.2%、男子25.0%、女子29.3%)は3割弱という結果になりました。
続いて、「写真・動画」(全体23.8%、男子15.7%、女子32.0%)、「花束」(全体23.6%、男子12.3%、女子34.8%)なども人気を集めていました。また、学校生活で身に付けていた「ネクタイ・リボン」(全体10.1%、男子4.8%、女子15.3%)や「校章・名札」(全体8.8%、男子5.2%、女子12.3%)などもあげられました。
生徒間の授受については、総じて女子生徒の実施率が高い傾向にあります。

3. 「寄せ書き」や「写真・動画撮影」を行う生徒が多数 先生や親に感謝を伝える生徒も
卒業式の日に、式典とは別にどのようなことを行っているのかを聞いたところ、「寄せ書き(色紙、卒業アルバムなど)」(54.1%)、「写真・動画撮影」(52.8%)、「黒板アート・メッセージ」(44.8%)が上位を占め、半数以上の中学・高校生が「寄せ書き」と「写真・動画撮影」を行っています。また、「先生へお礼」(36.4%)、「親へお礼」(22.8%)といった感謝の気持ちを伝えるという回答もみられました。


●まとめ・見解

日本の卒業式は明治時代に現在の形へと変化し、昭和に入ると「制服の第二ボタンを大切な人に贈る」風習が生まれました。全国の中学・高校生1,200人を対象とした調査によると、今でも約8割(女子は9割近く)の生徒がこの文化を広く認知していることがわかりました。

現在、卒業式で生徒同士が贈り合うものは「手紙」や「第二ボタン」が上位を占め、「ネクタイ・リボン」「校章・名札」といった制服に関係する小物などを渡したりもらったりする姿もみられます。また、式典以外では「寄せ書き」や「写真・動画撮影」が半数を超え、花束や黒板アートを取り入れた“SNS映え”する思い出づくりが昨今のトレンドです。

その一方で、制服の第二ボタンをあげる(もらう)という風習や、手紙・メッセージカードや寄せ書きをしたり、先生や親へお礼を伝えたりするなど、自分の気持ちを伝えるという伝統的な行動もみられました。

思い出は写真や動画で残す時代になりましたが、制服の第二ボタンを贈るという文化は世代を超えて受け継がれています。そして、卒業式の日に生徒たちが制服姿で写真や動画を撮りたがるのは、毎日当たり前のように着ていた制服が、実は「青春」という特別な時間のユニフォームだったと気づくからではないでしょうか。制服を通じて心を通わせる日本の美しい卒業文化を、これからも大切にしていきたいものです。


◆ カンコーホームルーム編集長コメント(20周年に寄せて)

このたび、「カンコーホームルーム」は、WEB創刊20周年を迎えることができました。2006年の立ち上げ以来、これまでに240号以上のコラムを発行し、延べ数十万人規模の中高生、保護者、教職員へのアンケート調査をもとに、学校生活や制服・体操服、価値観の変化を多角的に発信してきました。
今回のアクセスランキングからは、「制服の必要性」やジェンダー意識など、時代の移り変わりとともに学校を取り巻く環境や関心が大きく変化してきたことがうかがえます。そこには日々の学校生活の中で感じている素直な気持ちや大切な想いが数多く込められており、20年にわたる調査データは教育の現場を映す貴重な記録となっています。
これからも寄せられた「一つひとつの声」と「データ」を大切にしながら、学校の今を伝えていきたいと考えています。引き続き皆さまに寄り添い、教育の現場と社会をつなぐメディアとして成長し続けてまいります。




カンコーホームルーム編集長 R&D室担当課長 松本和美

◆ あなたの「知りたい」を調査します!ご意見募集中
カンコーホームルームでは、これからの未来に向けて、皆様が今一番関心のあるテーマを募集しています。
「今後読みたいテーマ」や「調査してほしい内容」 のリクエストをお待ちしております。

▼ ご意見・ご要望フォームはこちら 
https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/demand
・学校生活で気になること
・制服や服装の悩み
・教育現場の変化
・子どもたちの意識や価値観
など、どんな内容でもお気軽にお寄せください。



【菅公学生服株式会社】
1854年(安政元年)創業。学校制服・体操服を通じて、子どもたちと学生生活を支えるすべての人々に寄り添い、さまざまな社会課題を解決するスクールソリューションカンパニーです。

【カンコーホームルーム】
菅公学生服株式会社が、生徒を取り巻く環境や生徒の意識・ライフスタイルについて多角的に調査・分析し、毎月最終火曜日に、結果を発信している調査レポート。
テーマは、「中高生が着たい制服・体操服」、「部活動で身につく力」、「学校教育とSDGs」など多岐にわたる。調査結果は、当社の事業エビデンスとしてだけでなく、広く一般に公開することで論文や教材、新聞・テレビ番組で引用転載されるなど、多方面でも活用されている。

 発行日:毎月1回最終火曜日更新
 公開方法:WEB https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/homeroom
 調査テーマの募集、ご意見・ご要望受付:https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/demand
 引用・転載のお申込み: https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/quotation

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