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岡山にラーメン店「8ビート」 スープは地鶏2種・しょうゆ8種をブレンド

ラーメン店「ramen 8beat」店主の松本健太郎さん

ラーメン店「ramen 8beat」店主の松本健太郎さん

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 ラーメン店「ramen 8beat(ラーメン・エイトビート)」(岡山市北区田町1)がオープンして、6月6日で2カ月がたつ。

ラーメン店「ramen 8beat(ラーメン・エイトビート)」の醤油らぁ麺

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 店主の松本健太郎さんは、濃厚とんこつしょうゆラーメンを提供する「ラーメン成瀬家」(早島町)の系列店で約4年半勤めた経験を持つ。高校3年生で音楽活動を始め、アルバイトとして同店で働くようになり、社員になってから徐々に独立を考えるようになったという。独立を決意した後、透き通ったスープが特徴の「淡麗系ラーメン」を提供しようと考え、「らぁ麺 はんにゃ」(北区野田屋町1)で1年ほど修業した。店内はカウンター9席。

 ラーメンのスープは、香川県産地鶏「オリーブ地鶏」と徳島県産地鶏「阿波尾鶏(あわおどり)」を使い、豚骨を足してコクを出す。しょうゆだれは濃い口しょうゆや薄口しょうゆ、生じょうゆなど8種類をブレンドして火入れする。塩だれは、羅臼(らうす)昆布、宗田節、干し貝柱、干しシイタケなどを使う。チャーシューはそれぞれ肩ロース、豚バラ、鶏モモ、鶏ムネ4種の肉を使い、3~4種類を用意する。麺は、京都の「麺屋・棣鄂(ていがく)」から仕入れる。

 メニューは、「醤油(しょうゆ)らぁ麺」「塩らぁ麺」(以上1,000円)、「醤油(しょうゆ)つけ麺」「塩つけ麺」(以上1,100円)。トッピングは「味玉」(100円)、「メンマ」(200円)、自家製の「ワンタン」(300円)、「肉盛り」(450円)を用意する。「ライス」(150円)、「チャーシュー丼」(450円)、「和(あ)え玉」(200円)などをそろえる。麺以外は全て手作りで提供する。

 松本さんは現在も4人組バンド「THOMAS CAT」でボーカルを務め、音楽活動を行う。店内のBGMはビートルズを流す。「昔ながらの中華そばを現代風に提供する。クラシックだけど新しいラーメンを意識している。店名はステージを表す隠語『板の上』と名付けるつもりだったが、音楽の基本である「8ビート」と名付けた。ラーメンを作り始めた頃の楽しさを忘れない、基本を大切にするために名付けた」と話す。

 営業時間は、11時30分~14時30分、18時~21時。水曜定休。

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