
オハヨー乳業の「岡山育ちのシャインマスカットアイスバー」の販売が8月5日、JR岡山駅のおみやげ街道、構内のセブン-イレブンなどで始まった。
2015(平成27)年にJR西日本岡山支社が始めた「ふるさとおこしプロジェクト」のうち、「JR PREMIUM SELECT SETOUCHI」シリーズとして発売された同商品。これまで、ヒルゼンミルキー(真庭市)とコラボした「蒜山(ひるぜん)ショコラ」や、竹久夢二本舗敷島堂とコラボした「生スフレふわり~ぬ」、岡山県漁業協同組合連合会とコラボした「岡山海苔(のり)天」などを開発、販売してきた。
オハヨー乳業とのコラボは2022年にスタート。岡山県産の「白鳳(はくほう)」をピューレにし、ミルクアイスで包んだ「岡山育ちの白桃アイスバー」を発売。今年は7月1日から販売している。当初予定していた10万本から13万本に増やし、今年から首都圏のセブン-イレブンでも販売を始めた。
今回、第2弾として岡山県産の「シャインマスカット」の果汁を使ったアイスバーを開発した。訪日外国人は増加傾向にあることから、パッケージにも新たに英語表記を加えた。価格は共に324円。
オハヨー乳業広報課の野崎雅徳さんは「暑い日が続き、白桃もシャインマスカットも価格が高騰している。旅行客にとっては、フルーツとして食べられる機会も少ない。岡山に訪れた時に食べたフルーツを関東圏でも販売してほしいという声に応えて、シャインマスカットは約15万本を販売する予定。これまで研究開発してきた、牛乳とフルーツの相性よく食べてもらえる技術を使い、満足感のあるアイスバーを提供する。岡山でフルーツを食べるような味と香りを楽しんでほしい」と話す。
販売場所は、JR西日本の駅構内にあるセブン-イレブン、おみやげ街道、おみやげ楽市などと大阪府・京都府など関西圏と中国地方、四国地方のセブン-イレブン、首都圏のセブン-イレブン取扱店。