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岡山間伐材を使ったオフィス家具開発 オフィスと森林をつなぐプロジェクト

ユカハリワークショップで完成したコワーキングスペース @co-ba ROYAL ANNEX

ユカハリワークショップで完成したコワーキングスペース @co-ba ROYAL ANNEX

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 岡山・西粟倉村の西粟倉・森の学校(岡山県英田郡西粟倉村)が「国産材でつくるDIYオフィス家具キット」の開発プロジェクトを始めた。

「ユカハリ・タイル ホワイトカラー」使用 @アスクル株式会社

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 面積の95%が森林の西粟倉村では、2008年「百年の森林構想」を掲げた。1970年以降増え続けた人工林。続く50年に向けて人工林の管理をしていくことで美しい森をつくっていこうというもの。現在でも100年を越える人工林では7月ごろにヒメボタルの姿が多く観察されている。2058年には村全体でヒメボタルが見ることができるかもしれないという。

 人工林を守っていく上で必要なのが、間伐。これまでは間伐材は木材として販売していたが、製品として販売することで多くの人の役に立つことを目指す。国産木材は高価なイメージがあるがローコストでも木の香りのするオフィス家具として提供したいとプロジェクトを立ち上げた。

 同地区で間伐された木材を使った自分たちでつくるオフィス家具を開発する。オフィスの中に木材の肌触りと木のぬくもりがあることでコミュニケーションやアイデアの質が向上する可能性があるとし、作成時に共同作業が生まれることも想定。同時に森を守る意識にもつなげる。

 これまでにも同社は、床に置くだけの50×50センチの木材床板「ユカハリ・タイル」や、自ら枠から外して削って使うカトラリー「ヒトテマキット」などを販売中。

現在、クラウドファンディングを通じた活動資金支援も呼び掛けている。

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