建設機械アタッチメントの製造を手掛けるタグチ工業(岡山市北区平野町)が製作した巨大ロボット「SUPER GUZZILLA(スーパーガジラ)」が現在、東京・お台場で開催中の「お台場夢大陸 ドリーム メガ ナツマツリ」に登場している。
このロボットは両手に GUZZILLA(ガジラ)という破砕機を備え、鉄筋コンクリート造りの建物でも破壊することができる。同イベントでは、実際に搭乗することができるほか、踊る姿を披露する。ヘッドギアを着けてVR(バーチャルリアリティー)ゲームも楽しむことができる。
ロボットの開発は昨年7月に始まり、初号期が7月に完成した。工事現場などで使われるショベルカーなどの工作機械の先端部分を専門に作る同社は、「アニメや漫画で見たようなかっこいいイメージに業界全体がなってほしい」という思いから、このプロジェクトを立ち上げた。「ガリガリ君」「クサカルゴン」などユニークな名前の商品を開発したり、CGを使ったCMを流したりするなどしてイメージアップを図っている。
同社広報の田口詠子さんは「未来を作っていくための破壊、破壊への可能性を追求している。CGやロボットなどのアニメーションに興味のある若い人たちにもリアルなスーパーガジラに興味を持ってもらいたい。ものづくりの現場が活性化され、スーパーガジラも進化していくことを願っている」と話す。
開催時間は10時~18時。8月31日まで。