JR岡山駅の噴水横で4月29日、岡山県学生献血推進連盟「S.B.D.Momo」が献血を呼び掛ける「晴れの国献血キャンペーン」を行う。
岡山県には医療機関も多く、1日に240人の献血が必要とされている。人口比率による献血者数、献血量ともに全国3位と増加傾向にあり一昨年より献血供給率も100%を超えている。10~20代の若者世代の献血者数が減っている中、同連盟の貢献度は高い。街頭の呼び掛けのほか、ツイッターでリアルタイムに情報を発信するなど、約200人の学生ボランティアが活動している。
「若い人の力が未来をつくっている。楽しく活動できていることが全国3位にもつながっている。2027年に最も血液が不足するピークを迎える。献血が身近になり、助け合える世の中になってほしい」と岡山県赤十字センターの廣江善男さんは話す。
「事故やけがで輸血が必要な人が多いように思われているが、ほとんどは病気、しかもガン患者が必要としている。誰でもできる献血で助かる命があることを知ってほしい」とも。
愛称が決まった「献血ルームうらら」では、木曜・金曜に献血するとハーゲンダッツアイスがもらえるなど午後限定キャンペーンを行い、献血者数の向上を目指している。
開催時間は10時30分~12時30分、13時30分~17時。