岡山・西川緑道公園で5月4日、ゴールデンウイーク恒例となっている「西川キャンドルナイト」が開催された。主催はNPO法人「タブララサ」。
開催は9回目。今年は西川周辺の44店、企業、ホテルなどが協賛。夕暮れとともに点灯されたキャンドルは、園内に2500個、周辺店舗に500個の計3000個。オーガニックワインやコーヒー、フードを提供したほか、野殿橋ステージではボサノバやクラシックのライブ演奏も。園内の街灯が消されキャンドルの明かりで彩る特別な一夜となった。
使われたキャンドルは同NPO主催のプロジェクト「ハッピーシェアキャンドル」で手作りされたもの。結婚式場で使われ廃棄されたキャンドルを集めてリサイクルしている。今回は参加型エリアを増やし、キャンドルを手作りできるブースや、ホルダーに入れたキャンドルを持って歩くゾーン、キャンドルホルダー作るワークショップブースなども用意。できあがったホルダーにキャンドルをともし記念撮影する親子連れやカップルの姿も見られた。
イベントリーダーの中野沙紀(25)さんは「ボランティアスタッフの協力は大きく、今回は約60人が参加してくれた。スタッフから楽しいと言ってもらえ、西川にたくさんの人が集まってくれるのがうれしい」と振り返った。