岡山市妹尾(せのお)にある岡山市立妹尾中学校(岡山市南区妹尾)で9月24日、岡山出身のアコーディオニストTacaさんが凱旋(がいせん)ライブを行った。
中学校の合唱コンクールの中で行われた同ライブ。中学生と保護者合わせて約450人を前に体育館のステージに上がったTacaさん。マカフェリギターの川瀬眞司さん、コントラバスの中村尚美さんとのバンドTaca-WoodBlastはこの日がツアー最終日。バンド編成で全6曲を披露した。
小学校3年生のころに始めたアコーディオンを手に、現在、パリで音楽活動に取り組むTacaさんが母校を訪れるのは卒業以来。地元の同級生と延原まどか校長との話し合いにより、合唱コンクールに合わせてライブを開くことになったという。
「修学旅行にパリに来てください」「音楽はご飯と同じように、一人でやるよりみんなでやる方が楽しい」などMCでも会場を楽しませた。「懐かしい場所も多く残る母校で演奏できて楽しかった。演奏を聴いた中学生が音楽に少しでも興味を持ってもらえたら」とTacaさん。
先日レコーディングを終えた新アルバムを引き下げて来年3月に再帰国を予定。「日本やヨーロッパだけでなく、南米など多くの場所でライブを開きたい」と意気込みを見せた。