岡山奉還町にあるゲストハウス&カフェラウンジKAMP(岡山市北区奉還町3)で10月9日、「路上観察レジェンドDay」が開催される。
同イベントは、日本ピクトさん学会が開催しているスライドトークライブの3回目。路上観察の祖・赤瀬川原平さんにゆかりのある2人のゲストがトークショーを行う。
赤瀬川さんらが路上観察学会を立ち上げた同年、ゲストの一人、河原馨(かおる)さんが「おかやま路上観察学会」を発足した。30年間活動を続け、今でも年2回の写真展を行っている。主催の内海慶一さんは「河原さんの写真は、路上観察の観点からだけでなく20年、30年前の岡山の町並みを知ることができ、非常に興味深い」と話す。
美学校で赤瀬川さんの「考現学研究室」で親交を持ち、上海遠征に同行した徳山雅記さんもゲスト。「実際に赤瀬川さんと一緒にいた時の話など、貴重な話が聞けるはず。今では珍しい『自転車の風切り(かざきり)』写真収集も楽しみ」と内海さんは話す。
チラシにある階段模様のロゴは超芸術トマソン1号の「四谷の純粋階段」をモチーフにしている。「赤瀬川さんは路上観察を定義化した人。赤瀬川さんがスタートした路上観察の30年間と現在を、楽しむイベントとした。街を歩いて、『見たことあるけど、見えていなかった』に気付けるようになってもらえたらうれしい」と語る。
開催時間は14時~16時。入場は1,000円(ワンドリンク付き)。参加は、内海さん(Eメール picto@mx35.tiki.ne.jp)まで、人数・電話番号を記入。