岡山全日空ホテル(岡山市北区駅元町15)1階にある「Cafe Urbano(ウルバーノ)」(TEL 086-898-2268)は7月1日から夏季限定メニュー「船穂町のマスカットかき氷パフェ2013」を提供している。
同カフェは岡山商工会議所主催「フルーツパフェの街おかやま」に参加しており、パフェの内容は2~3カ月に一度更新している。上品な甘さ、香りから「果物の女王」と呼ばれ、全国でも特に生産が盛んな倉敷市船穂町産の「マスカット・オブ・アレキサンドリア」を使用。贈答用などで一房1万円にもなる高級品を、より身近に手軽に食べてほしいという思いの下、「船穂アグリカルチャー後継者クラブ」とのコラボレーションで、同カフェでの提供は今年で4年目を迎える。
提供期間は8月31日までの2カ月間。価格は1,200円(サービス料、税込み)、カフェタイムの14時30分~17時30分のみ提供する。昨年の販売数は期間中1300食を記録。夏休み期間には1日60食出た日もあったという。前年の意見や感想を取り入れながら、ホテル専属のパティシエが考案。毎年このパフェを楽しみにしているリピーターもおり、期待に応えられるよう、「これ一つとして同じものは出さない」という。
今年は装いを新たに、平皿に盛る「プレートスタイル」で提供。大粒のマスカットにライムとマスカットのジュレ、マンゴージェラート、マスカットのマカロン、ブドウの葉形のチュイルなど、10種類以上が盛られている。昨年好評だった「マスカットシロップのかき氷」は別皿に盛ることで、単独でも、トッピングとして一緒に食べても楽しめるよう工夫したという。
マーケティング・広報の清水由子さんは「皮ごと食べられるのと、皮と果肉の間が一番おいしいのでむかずに、香りを損なわないよう種もそのまま。全体的にさっぱりした味に仕上げているので男性や年配の方でもペロッと食べられる」と笑顔で話す。毎年出荷時期が近づくとホテルスタッフらで現地に赴き、生産者との会話も欠かさないという。清水さんは「希少価値の高いマスカットを地元はもちろん県外の方にも食べていただき、その魅力を知ってほしい。生産者とともに広めて行きたい。岡山のフルーツのおいしさを知ってほしい」とも。
営業時間は11時30分~22時(ラストオーダー、土曜・日曜・祝日は9時~)。50席、禁煙、同建物内地下に市営駐車場あり(30分150円、ホテル内での利用金額により割引あり)。