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岡山の農業生産法人が新プロジェクト 野菜使った菓子の製造販売へ

農業生産法人「いぶき」の梶岡洋佑さん

農業生産法人「いぶき」の梶岡洋佑さん

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 農業生産法人「いぶき」(瀬戸内市長船町)が現在、新しいプロジェクトに挑戦している。

 代表の梶岡洋佑さんは岡山大学法学部に在学中の2013(平成25)年、高齢化する農業に疑問を持ち、自らが生産者となることを決意し創業した。始めて約3年間は、朝まだ暗い時間から夜暗くなるまで、先輩農家に教わりながら、収穫や袋詰めの作業で毎日を過ごしていたという。2015(平成27)年、農家を買収し約3ヘクタールの畑で多くの品種を育てるようになった。現在は、約50種の野菜を生産している。

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 当たり前に買える野菜の向上と世代を超えた人と人の交流が生まれることを大切にしている。梶岡さんは「野菜のおいしさは、その土地に合った野菜を作ること、鮮度、たくさん採れる種よりおいしくできる種を選ぶことで決まる。子どもからおじいさん・おばあさんまで一緒に時間を過ごせる畑を目指している。収穫体験などのイベントも随時、開催している」と話す。

 プロジェクトの一つは、畑で採れた野菜を使った菓子の開発・製造・販売を行うこと。焼き菓子や和菓子などの加工場を整備する。どの世代でも笑顔になれる野菜スイーツで、男性36位・女性21位の低い岡山県健康寿命の改善にも一役を担いたいと考えている。

 「今後は、障がい者や高齢者、外国人、LGBTQなど区別されることの多い人たちも関係なく働ける場所としていきたい。農業は生産の一面だけでなく、経営の一面も大切。農業を両面から学びたいという若者の支援もしていきたい」とも。

 現在、クラウドファンディングで資金集めに挑戦している。大和リース(岡山市中央区農人橋2)が支援するSDGsプロジェクトの一つで、目標額を達成するとその同じ額を同社も支援することになっている。6月30日まで。