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岡山・平成30年7月豪雨をマルシェで支援 コロナ延期、再開「こけしマルシェ」

「こけしマルシェ」主催者の石井慶子さん

「こけしマルシェ」主催者の石井慶子さん

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 「第5回こけしマルシェ」が6月27日、「ハッシュタグ」(岡山市北区北長瀬表町2)で開かれる。

 同マルシェは、平成30年7月豪雨で被災した岡山県内の地域に対して、マルシェを開催し入場料と利益の一部を支援金として届ける活動として、2019(平成31)年1月にスタートした。これまで、「真備復興希望プロジェクト」「真備町ケア・ワン・デイサービス真備」「矢掛町中川公民館」「ひらじま子育て広場」「災害NPO旅商人」「一般社団法人OPEN JAPAN」を支援してきた。

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 3月22日に開催予定だった同マルシェは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期とした。主催の石井慶子さんは「出店者、参加者の両方から『開催してほしい』、『まだ開催してほしくない』の両方の声をもらった。マルシェの先にある復興支援を考えると延期したくなかった。予定していたほぼ全ての出店者に出店してもらえることになり、前向きな気持ちでマルシェが開けることにわくわくしている」と話す。

 出店は全15店。「la luce dolce(ラルーチェ ドルチェ)」(岡山市北区奉還町2)は、キャンドルの販売と「正しいキャンドルの使い方」ワークショップを行うほか、革小物の販売「mig...(ミグ)」、ハンドメードアクセサリー「Victoire(ヴィクトワール)」、ネイルケア「nail salon lit(ネイルサロンリット)」(倉敷市真備町辻田)、マスクや巾着など布雑貨「BUBUA(ブブア)」、本物の植物を使ったレジンアクセサリー「Ame812.」、高校時代に美術を学んだ石井さんが水彩鉛筆で描いた絵をオークションする「Kenny(ケニー)」、セネガルで仕立てたアフリカ布の洋服や雑貨販売「jum tun(ジャムタン)」、スリッパに花を飾るワークショップなどを行う「Bouquet Bouquet(ブケブケ)」、数秘や四柱推命などとハーバリウムボールペンなどの「allium(アリウム)」が出店する。

 飲食店ブースは、コーヒー豆を石臼でひく「BLUE ROSE COFFEE」、寄島のオレンジ・白石島のクワの実などを使ったパウンドケーキ「PASION(パシオン)」、パン「La-saison(ラ・セゾン)」(倉敷市福田町古新田)、抹茶あんスムージーなどの「旅商人」が出店。

 平成30年7月豪雨から2年を迎える7月7日には、キャンドルイベントを行っている「真備復興希望プロジェクト」。キャンドルを入れる紙コップにメッセージを書いてもらうブースを出すほか、チラシ告知していないブースも出店する予定。

 今回の支援先は、美容室「Amélie Poulain(アメリプーラン)」(倉敷市真備町川辺)とした。災害時は2階まで浸水したが、豪雨から5カ月後の2018(平成30)年12月には再オープンした美容室。石井さんは「友人の紹介でお会いした高橋夫妻の人柄に引かれて支援先とすることに決めた。心を穏やかにしてくれる店内と高橋さんの優しさは真備町になくてはならない存在だと感じた」と話す。

 「平成30年7月豪雨の時も、新型コロナウイルス感染拡大でも、気持ちを沈めず、逆境をその中でどうやって楽しむかを考えてきた。かわいいマスクをして、出店者と一緒に楽しむ時間。マルシェが支援につながることで、災害のことを忘れずいられて、来てくれた人が災害のこと、支援したことを忘れないために続けたい。こけしの販売はしていない」とも。

 開催時間は、11時~16時。入場料は500円(12歳以下は無料)。