サッカーJ2「ファジアーノ岡山」が7月19日、シティライトスタジアム(岡山市北区いずみ町)で第6節「V・ファーレン長崎」戦を行った。
新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛解除後、ホームでの有観客試合は2回目。前回と同様、歌での応援や手拍子などはできない「新しい生活様式」の中、約2400人のファン・サポーターが観戦した。
前節の愛媛FC戦は1-0で勝利したファジアーノ岡山。上門知樹選手のシュートモーションからパスをもらった山本大貴選手が、キーパーの動きをよく見たループシュートで得点。J2通算150勝目とし、順位を13位から7位に上げた。
この日の試合は、今季5節を終えた時点で4勝1分けと負けなしで首位の「V・ファーレン長崎」との対戦。岡山は前半21分、上田康太選手の右コーナーキックを徳元悠平選手がダイレクトボレーシュートで決め先制する。後半28分、ゴール前混戦から、2018年シーズンまで岡山に在籍していた長崎の大竹洋平選手がゴールを奪う。後半33分、ペナルティーエリア外から長崎のカイオセガール選手がシュートを決め、逆転を許す。試合は1-2で、岡山は負け、2勝2分け2敗で12位とした。
ファジアーノ岡山広報担当者の森井悠さんは「先制したこともあり、首位相手とは言え悔しい結果となった。その中で、野口竜彦選手が初めて先発メンバーとして出場したことは、選手層が厚くなることにもつながる嬉しいニュース」と話す。
次節は7月25日、ベスト電器スタジアム(福岡市博多区)で6位のアビスパ福岡と戦う。