岡山市の表町商店街アーケード内に10月19日、芳香専門店「per fumum(ペル フムム)」(北区表町1、TEL 086-280-5817)がオープンして1カ月がたとうとしている。
エッセンシャルオイル、アロマディフューザー、お香、香水、スキンケア用品など、香りにまつわるもの全般を扱う。店主の木村佐知恵さんは、以前は同市問屋町で雑貨店「ミスブロッコリー」を経営。前店でも香りに関する商品は扱っていたが、好きが高じて同店を出すに至ったという。香りに関しては常にアンテナを張っており、旅先で出合った香りや、国内では東京や京都へも出張に出掛け、実際に香りを試してから買い付けている。
店舗面積は7.5坪。扱う商品は天然成分主体、合成香料を極限まで抑えた香水などで、中でも「おすすめ」は常時10種類前後をそろえ、うち半分は別注品という「DAWN PERFUME(ダウン パフューム)」(30ミリリットル入り9,975円と1万2,600円)。重ねづけしてもくどくならず「香水は強すぎて苦手」という人がリピーターになるほどという。
そのほか、クオリティーには自信のあるものばかりという「エッセンシャルオイル」(1,365円~)は「ジャスミン アロマティーク オーガニクス」など中四国地方ではまだ珍しいメーカーのものもそろえる。木村さんはこれまで香りのブレンドを中心に学んできたため、「ブレンドの相談に乗れるのが売り」という。アロマの勉強をしていると、ついセオリー通りの組み合わせでパターンが決まってしまいがちだが、「純粋に楽しいこと。外れることを恐れず常に試している」という。
木村さんは「香りに関することなら何でも相談に乗る。混ぜたくなったら来てください」と笑顔で話す。11月中には店がブレンドした香りやオプションで好みのものをブレンドし、バスソルトやマッサージオイルを作れる常設のワークショップも開始予定。そのほか少人数でのアロマセラピーやブレンドなどのワークショップや教室も来年から少しずつ行っていくという。
営業時間は10時~18時。火曜定休。