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岡山の住宅地で野生イノシシ騒動-約4時間の捕物劇の末に保護

駆け付けた警察署員や報道陣に平和な住宅地が騒然となった

駆け付けた警察署員や報道陣に平和な住宅地が騒然となった

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 岡山市の街の中心部からもほど近い住宅街に11月7日、野生のイノシシが出没。約4時間の捕物劇の末に捕獲され、地域住民を驚かせた。

運ばれて行くイノシシ

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 同じ日の朝6時ころに同市北区今6丁目の公園にいるところを、目撃した通行人が警察に通報。その後、付近の田んぼで刈り取った後の稲を食べているのを発見し、駆け付けた警察署員や市の職員らがベニヤ板や警備用の盾で包囲したが軽く飛び越え逃げられた。

 さらに数百メートル先の民家軒先に追い詰め、集まったテレビ、新聞の報道陣や、地域住民らが見守る中、10時30分ころ電気ショックでまひさせ捕獲に成功した。体長約1メートル。2~3日前に同市大安寺付近でも目撃されており、同じイノシシではないかという。

 同市北区維持管理課の右下秀一さんは「山からも遠い、こんな街中では初めての出来事。住宅地なので発砲はできないし、通常は山へ追い返すのだが、なんとか保護することができた」と話す。イノシシはおりに入れられ軽トラックで搬送。地元猟友会に渡された。

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