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岡山県立大デザイン学部生らが吉備津神社を体験する展示 原寸大の千木など

岡山県立大学の建築学領域・修士2年の安食翔太さんとビジュアルデザイン学科4年の石黒咲希さん

岡山県立大学の建築学領域・修士2年の安食翔太さんとビジュアルデザイン学科4年の石黒咲希さん

 岡山県立大学デザイン学部が「吉備津神社の体験するデザイン展」を7月14日、岡山県天神山文化プラザ(岡山市北区天神町)で開催する。 

「吉備津神社の体験するデザイン展」の原寸大の千木の前で

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 吉備津神社は、室町時代の1425年に足利義満の命により本殿・拝殿再建を再建された。入り母屋造りの屋根を2つ並べた「比翼入り母屋造」の本殿は拝殿と共に1952(昭和27)年に国指定重要文化財となった。

 昨年、再建600年を記念したイベントでは、境内の森から伐採した木製プレートを使ったオリジナルお守りワークショップを行った。テクノプロ・コンストラクション(東京都港区)が制作した点群データを参考に大学生の数人がマインクラフトで吉備津神社を再現した。

 同展では、岡山県立大学デザイン学部のビジュアルデザイン、工芸工業デザイン、建築の領域の学生を中心に、デザインという視点から吉備津神社を捉え直し、体験できる展示とした。

 点群データを活用した展示として、壁面に600インチの点群データを使った吉備津神社の3D画像を映し出し、映像の前で「かしわ手」を打つと、設置したマイクとカメラで感知し、画像の視線が動く仕組みとなっている。

 本殿・拝殿の屋根の上に据えられる「千木(ちぎ)」を原寸大で再現。X状の千木を模型などで使うスタイロで制作し、縦幅=3.6メートル、横幅=下部2.,78メートル・上部2.95メートル。下から見上げると分かりづらいが、上部が少し大きいのが分かる。千木の装飾されたハート型に見える桃型にくりぬかれた部分などを再現している。

 その他、吉備津神社などで使われる継ぎ手・仕口(しぐち)・斗組(ますぐみ)の模型も展示。建築専攻の学生3人が丸尾組(南区平福)で職人に指導してもらったという。腰掛蟻(あり)継ぎや出三斗(でみつと)などは手に取って、分解・結合して見ることができる。

 10メートルを超える吉備津神社の屋根部分を描いた塗り絵コーナーを用意するほか、18日・19日には「もりのお守りワークショップ」を開催。19日には映像作品を作った同大生のsakiさんによるDJパフォーマンスも予定している。

 開催時間は9時~17時。観覧無料。7月19日まで。

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