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磐で福武教育文化振興財団・機関誌の原画展 タケシマレイコさんの10年

イラストレーターのタケシマレイコさん

イラストレーターのタケシマレイコさん

 イラストレーターのタケシマレイコさんの個展「ふえき原画展」が現在、921ギャラリー(赤磐市)で開かれている。

イラストレーターのタケシマレイコさんの個展1

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 「ふえき」を発行する福武教育文化振興財団は、福武書店(現ベネッセコーポレーション)の創業者・福武哲彦の遺志を継いで作られた福武教育振興財団と福武文化振興財団を統合し、2007(平成19)年に設立。福武教育文化賞の表彰事業、教育文化活動助成などの助成事業、研修会・講演会事業を行う。

 「ふえき」は、統合前の2団体の機関誌として1988(昭和63)年5月にスタートし、年3回発行する。タケシマさんが2016(平成28)年からデザインを担当し、2018(平成30)年から表紙画も担当。2023年5月からデザイン担当が変わり、表紙画だけを担当した。

 2018(平成30)年は「平成30年7月豪雨」があり、倉敷市真備町で被害のあった年。同年の表紙は、真備竹林麦酒醸造所のビール瓶、真備の竹を使ったボウル、濁流に流されたが救出されたポニーのリーフを描いた。

 2022年は瀬戸内国際芸術祭の開催年であったことから、タケシマさんが開催地を回り、絵に加え文章も寄稿した。宇野の元病院にあった照明、犬島・くらしの植物園にいるニワトリ、豊島美術館に流れる水を描いた。

 2023年にデザイナーが変わったことを受け、2024年からは一筆書きで、オリジナル切手を制作する太田三郎さんの穴を空けるポンチ、ダンサー平井優子さんの手、マリンバ奏者の内田詠美子さんのマレットを描いた。

 タケシマさんは、この他に設立40周年記念誌のデザイン、小説家・小川洋子さんのエッセーの挿絵も担当した。「自分のスタイルというものをあまり持たず、要望に全力で応えようと描いてきた。『ふえき』で多くの人に出会えたことに感謝している。技術的にも、人間的にも、大きくしてもらった」と話す。

 開催時間は10時~18時。7月26日まで。

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