岡山県内の人事担当者を対象としたコミュニティー「SWITCH+(スイッチプラス)」の発足記念イベントが7月17日、杜の街グレース内「KURUNラウンジ」(岡山市北区下石井2)で開かれた。
同イベントは、企業研修などを行う「SWITCH WORKS(スイッチワークス)」(北区磨屋町)が、企業の垣根を超えた情報交換の機会を作ろうと企画した。当日は、人事を専門とするフリーランスから従業員数2000人以上を抱える企業の人事担当者まで約20人が参加した。
同社の山口陽平社長は「中小企業の人事担当者は1~2人と少ない場合があり、社内で孤立してしまうことがある。事例を調べても、大企業や東京の企業の事例が多く、地方の中小企業では参考になりにくい。岡山の企業が情報交換する機会が欲しいという声を聞き、企画した」と話す。
ミニセッションでは、「KinTsugi(キンツギ)」の西岡恵子社長が登壇。大企業やスタートアップなど多くの企業での新事業立ち上げやマーケティングの経験を基に、先進事例を紹介。人事の役割が、採用と人材育成にとどまらず、経営全体に関わる部署に広がる傾向にあることを話した。さらに、岡山県の有効求人倍率や人口推移のデータを基に、自社の採用活動だけではなく、岡山県から働き手の流出を防ぐ取り組みの必要性にも触れた。
山口さんは「別企業の人事担当者とつながりがあったことで、他社を紹介した事例や、インターンシップを共同企画した事例もある。人を取り合う敵ではなく、岡山で人が育つ環境を共に作り、岡山に残る若者を増やしていく仲間として協力する土壌を作りたい」とも。
次回は8月21日、コワーキングスペース「TOGITOGI(トギトギ)」(北区磨屋町3)で開催。要事前予約。