トークイベント「日常の法を美学する?~感性でルールを味わうということ~」が8月29日、岡山中央公民館(岡山市北区蕃山町)で開かれる。主催は「法とアート・デザインに関する研究会」。
同団体は、イラストレーター、カフェオーナー、弁護士、アーティスト、研究者、教職員、自治体職員などで構成する研究会。これまで「ルールってなんだろう?」「法とアートの余白」「憲法を食べるカフェ」を展開してきた。
今回のテーマは「美学」。岡山県立大学・デザイン学部の松山聖央准教授が「『正しい』は『美しい』?承認論から考える日常美学」と題して基調講演を行う。専門はドイツの美学思想・環境美学・日常美学・雰囲気学。
同団体のメンバーでカフェ「ぱんだこーひー」の店主・杉本克敬さんが「あるいは赤飯の場合・同じ釜の飯を食べさせ合う」と題した企画に登場。参加者らが互いに赤飯を食べさせ合う行為を観察し、思ったこと、感じたことを話し合う「鑑賞」の時間とする。
最後に松山さん、杉本さんに、川崎医療福祉大学の中原朋生教授を加え、同団体代表・山下宗一郎弁護士がファシリテーターとして「日常の中に潜む美や感性の働き」などについて話し合う。
山下さんは「日常の中にあるきれいやおいしいなど感覚的なことが、倫理的、道徳的より優先していることがある。食べるという行為が、食べさせるというルールの下で行うことでどのように感じ方が変わるのかを実証する。法律やルールのように倫理的で論理的なものの中にある感性まで触れてみたい。視点を変えながら、美しいとは何か、ルールとは何か、その関係性を考えてみる」と話す。
開催時間は13時30分~16時30分。参加費は1,500円(学生無料)。