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「岡山農業高校レストラン」が1周年 野菜・ブドウ・酒など8校の食材使う

岡山農業高校レストランの店長・西田尚平さんとスタッフ

岡山農業高校レストランの店長・西田尚平さんとスタッフ

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 岡山農業高校レストラン(岡山市北区平和町)が9月2日、1周年を迎えた。

岡山農業レストランで提供するブドウの串カツ

 同店は、農業実習のある岡山県内の高校から仕入れた食材で、多くの料理を提供している。農業を学ぶ高校生を知ってほしいという思いから2013(平成25)年に神戸店をオープンし、昨年岡山店を出店した。オープン時は6校だった仕入れ高校も、現在は8校となる。特別優先で仕入れているのではなく、一般販売されるタイミングで買い付けを行っている。

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 ランチメニューの日替わり小鉢御膳は、8種(950円)、10種(1,050円)、12種(1,250円)、予約が必要な18種(1,500円)を準備している。それぞれの器の横には、食材名と高校名コース名を記載したカードを添えている。このほかに、おでん風に炊いたダイコンに衣を付けて揚げた「名物!ダイコンの竜田揚げ」(850円)や、兵庫県立農業高校(兵庫県加古川市)のOBの平井さんが作る「ヒライ精肉店直送メンチカツ」、チキン南蛮(以上950円)を提供。50円増しで卵かけご飯にできるサービス「農業高校卵で食べるTKG」も行っており、米は主に興陽高校(岡山市南区藤田)から仕入れ、卵は3校から選べることもある。

 夜のメニューは、長芋・ピーマン・オクラ・泉州ナス・黄ニラなどの「野菜の刺身盛り合わせ」(700円)や勝間田高校(勝田郡勝央町)のピーチポークを使った「冷やし生ピーマンの肉詰め」(630円)、1周年記念で考案されたピオーネを使った串カツ(130円)などを提供している。

 農業高校にちなんで、料理のコース名を「園芸科コース」(3,000円)、「食品科学科コース」(4,000円)、「造園科コース」(4,500円)、「畜産科コース」(5,000円)としているほか、部屋名も学科名が付けられている。

 ドリンクは、興陽高校で育てた雄町米で熊屋酒造(倉敷市林)が醸造した「夢実人」、真庭高校(真庭市)で育てた雄町米で御前酒蔵元・辻本店(同)が醸造した「玉久世(またくせ)」のほか、兵庫県の「盛典(せいてん)」、青森県の「じょっぱり」、滋賀県の「七本鎗」など全国の農業高校で育てた米で造った日本酒を取りそろえている。

 テーブルには、食べた感想などを各校の生徒に対して送れるメッセージカードを用意している。農業高校出身者の応援メッセージや感謝を伝えるカードも多いという。

 店長の西田尚平さんは「手に入れることが困難なカステラを作る高松農業高校、10種のブドウを提供してくれている瀬戸南高校、米の仕入れ量が一番多い興陽高校、鶏・黒豚の肉みそは勝間田高校、綿からデニムを作る井原高校、ナスのからし漬けなど漬物は真庭高校、豚・牛・鶏の肉みそは新見高校、ホワイトヒラタケの高梁城南高校と各校の特色がある。今後は、生産した生徒たちをもっと伝えたい」と話す。

 営業時間は11時~14時、17時~24時。

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