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岡山のパン店がロスパン削減 パン取り寄せサービス「リベイク」

パン店「パブリック」の田上超規さん

パン店「パブリック」の田上超規さん

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 パン店「PUBLIC(パブリック)」(岡山市北区錦町)が全国のパンを取り寄せできるサービス「rebake(リベイク)」を使ったロスパン削減を始めて1カ月がたった。

全国のパンを取り寄せできるサービス「rebake(リベイク)」で送られるロスパン

 同サービスは、クアッガ(東京都文京区)が2018(平成30)年12月にスタートしたサービスで、会員登録すれば全国で約450店のパン店から取り寄せができる。

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 岡山県内では、「パブリック」のほか、ベーカリーハウス「パンだ」(岡山市南区福成1)、ベーカリー「ココロ318」(東区益野町)、食パン専門店「岡山はハレの日」(北区弓之町)、パンとツカイモノの店「松陰」(新見市)、植物性素材の焼き菓子店「ハジマリニ」(井原市)、「patisserie Coa(パティスリー・コア)」(総社市)、「パン・パパン」(鏡野町)、「boulangerie MaiMai(ブーランジェリー・マイマイ)」(矢掛町)の計9店が登録されている。

 「パン・パパン」「パティスリー・コア」「ハジマリニ」「パンだ」「パブリック」では、営業日に売れ残り、これまでは廃棄されていたパンを詰め合わせにして販売している。

 「パブリック」は今年6月にオープンした。バゲット、クロワッサン、エピ、クリームパン、全粒粉の湯種食パンやエビのバインミーなどのサンドメニューまで30種以上の商品を用意している。配送には冷凍した状態で送るため、生野菜やフルーツを使った商品は対象外となる。元フランス料理店のシェフが作るキノコのタプナードやフォカッチャなど、種類によって違う焼き直しのレシピを同封している。

 「フレンチシェフが作るこだわりパンセット」(送料込み3,500円)は、注文時にパンを選ぶことはできないが、10種以上のパンを段ボールに詰めて送る。同店スタッフの田上超規さんは「天気によって売れるパンの数は大きく変わるが、前日に仕込むのでロスはどうしても出てしまう。また、たくさん並んでいる棚からパンは売れていくため、多めにパンを焼くことになりロスを作る原因となっている。毎日、約500個のパンを焼き、5~10%がロスパンとなる。廃棄せず、食べてもらえるサービスは本当にありがたい」と話す。

 「東京などの都市部からの注文だけでなく、県内からの注文も増えている。店に直接訪れることのできない遠方の人にも食べてもらえるチャンスとなる。県内からは来店してサンドメニューも楽しんでほしい」とも。

 営業時間は7時30分~15時。火曜・水曜定休。