コンビニエンスストア大手の「ローソン」が、商品・カテゴリー別の都道府県ランキング2020を発表し、1店舗当たりの「からあげクン」販売高ランキングで岡山県が全国1位になった。
ローソンが2019年から行っている同ランキングは、1月1日~12月12日の販売高を調査したものを2020年12月25日に発表した。岡山県は昨年に続き「からあげクン」部門で1位を獲得した。2位は山口県、3位和歌山県が続いた。
同社広報部によると、からあげクンは1986(昭和61)年4月、「指でつまんで歩きながら食べられるホットスナック」として誕生。レギュラー、レッド、チーズ、レモンをはじめ、ご当地食材をモチーフにした地域限定商品などこれまでに281種、累計33億食以上を販売している。
ローソン店舗は現在、岡山県内に209店舗あり、からあげクンの売り上げは全国平均に比べ40%多いという。ローソン福浜西店店長の高橋清恵さんは「朝は常連の男性客が、週末はレジャーに行く家族連れの購入が多い。片手で食べられる手軽さから、お薦めしやすい。岡山のご当地味はまだないが、これまで、牡蠣(かき)しょうゆ味、広島お好み焼き味、ゆずぽんず味など近県モチーフの商品があった」と話す。