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岡山で「パブリックコメント」理解深めるイベント 「素人だから見える視点」大切に

(左から)岡山NPOセンターの岸祐生さん、西村こころさん、ヨノナカ実習室のスミカオリさん

(左から)岡山NPOセンターの岸祐生さん、西村こころさん、ヨノナカ実習室のスミカオリさん

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 「はじめてのパブリックコメントSeason2第2回」が1月25日、NPO法人岡山NPOセンター(岡山市北区表町1)で開かれる。主催は、岡山NPOセンター、ヨノナカ実習室(岡山市北区南方2)。

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 「パブリックコメント」は、市や県などの行政機関が、条例などの規制の制定や廃案を行う際に原案などを公表し、一般に意見を求める制度のこと。

 「岡山NPOセンター」スタッフの西村こころさんと岸祐生さんが、社会参加について語り合う場の創出を模索している時にヨノナカ実習室のスミカオリさんと意気投合し、イベントの開催に至ったという。ヨノナカ実習室は対話や表現や交流の実習を行う場所として、読書会や哲学対話などのイベントを実施している。

 「はじめてのパブリックコメント」は昨年10月にSeason1を開催し、「知りたい」「深めたい」「語りたい」の3回シリーズで展開した。Season 2も3回シリーズで展開するが、参加者から生まれる対話によって内容の変更も行う。

 1月12日に行われたSeason2の第1回では、東京や大阪からオンラインでの参加者もあった。「パブリックコメントに興味を持っている人、興味はあるが敷居を高く感じている人などが岡山だけでなくいることがわかった」と西村さん。現在岡山市で提案されている「協働推進」「人権教育」に関わるパブリックコメントを紹介した。

 岡山NPOセンターの西村さんは「日常の雑談でパブリックコメントの話題が出るようになればうれしいが、まだ道のりは遠いと感じる。焦らずゆっくりと朗らかにやっていきたい」と話す。

 開催時間は19時~20時30分。参加費は、一般=1,000円、学生=500円。

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