「BARおじさん」(岡山市北区柳町2)が2月8日、音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」を使ったクラブハウス店をオープンした。
音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」を使った「BARおじさん」クラブハウス店
クラブハウスは、テーマ別に作られて部屋で世界中の人と話ができる音声チャットアプリ。日本では1月23日にサービス開始された。アイフォーンなどのiOSユーザーで、登録ユーザーから招待を受けた18歳以上の人であれば誰でも無料で使うことができる。
営業前の1時間、「クラブハウス店」をオープンする。移動中や仕事中の人もいるので実際は飲んでいる人はほとんどいないが、乾杯の発声をスタート時に行う。
イシイさんは「リアル店舗と同様に雑談がメインだが、クリエーターが多いことからアイデアを出し合うこともある。クラブハウス店の後にリアル店に来てくれたり、県外の人にもバーの存在を知ってもらえたりした」と話す。
「BARおじさん」は、写真家のイシイコウジさんがクリエーターの集える場所として2017(平成29)年にオープンした。2020年、新型コロナウイルス感染拡大で緊急事態宣言が出た春ごろは、ほぼ毎日、ユーチューブやフェイスブックを使ったライブ配信バーを展開した。このほか、6月は営業再開企画「567本のコロナビールをやっつけろ」を開催するなど、計1000本以上のコロナビールを提供してきた。
「声でつながれることはバーの雑談に似ていて楽しい。クラブハウス店で起死回生にはならないと思うが、新しいことはなんでもチャレンジして、おじさんをキーワードに楽しんでくれる人を増やしていく」とも。
クラブハウス店の営業時間は19時~20時。「BARおじさん」の営業時間は20時~23時。