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岡山の音声メディア「カエル」 日本の音風景100選など懐かしい音を

「ネコノテモカリタイ」の執行役員・田中佑奈さん

「ネコノテモカリタイ」の執行役員・田中佑奈さん

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 「ネコノテモカリタイ」(岡山市北区奉還町4)が音声メディア「カエル」を2月11日、サービスをスタートした。

 同社は、2019(平成31)年9月に当時、岡山大学の大学生だった秋久智哉さんが起業した。現在、スタッフのほとんどが岡山大学の大学生で構成されている。デザインパートナー事業では、同社が手掛けた「まつもとコーポレーション採用情報サイト」が、ノーコードのウェブ制作ツール「STUDIO」が開催する「STUDIO DESIGN AWARD 2020」でソーシャルいいね賞を受賞した。

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 「カエル」は、「日本の音風景100選」とオリジナルの音をアーカイブしている。「日本の音風景100選」は、1996(平成8)年に現在の環境省が「全国各地で人々が地域のシンボルとして大切にし、将来に残していきたいと願っている音の聞こえる環境・音風景」を公募して選定した。岡山県内には、「新庄宿の小川」と「諏訪洞・備中川のせせらぎと水車」が選ばれている。

 現在、公式ユーチューブには、日本の音風景100選の「新庄宿の小川」のほかに、瀬戸内海に面するカフェ「belk(ベルク)」(倉敷市児島)で収録した「belk前の海岸」、岡山後楽園(岡山市北区後楽園)で収録した「後楽園の野鳥」のオリジナル音源を提供している。

 執行役員で岡山大学4年生の田中佑奈さんは「現代の音を収録しているのに、どこか懐かしく感じる。懐かしさは、過去に何からか愛情をもらった体験から温かさを感じているのだと思う。忙しない時代だからこそ、過去を懐かしむ時間をとってほしい。リラックスしたいとき、睡眠、瞑想(めいそう)などにも使ってほしい」と話す。

 今後は自然の音だけではなく、お祭りや生活音なども提供していく。そのほかに、音をきっかけに昔の思い出や経験を思い出し語り合う高齢者向けの「回想法」への活用も検討している。

 現在は公式ユーチューブで無料配信している。

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