「岡山木村屋」(岡山市北区厚生町3)が2月11日、菓子店「敷島堂」(瀬戸内市邑久町)の和菓子「いちご夢二」とのコラボ商品「いちご夢二パン」の販売を始めた。
和菓子「いちご夢二」をパンで再現した岡山木村屋の「いちご夢二パン」
敷島堂本店のある邑久町には、詩人・画家の竹久夢二が16歳まで過ごした生家がある。夢二にちなんだ菓子「いちご夢二」は、自家製の白餡(あん)の中にイチゴのコンフィチュールを入れ、夢二が描く女性のように白い生地で包んだ。イチゴのコンフィチュールはできるだけ熱を加えずに煮ることで、酸味や風味を残しているという。
「いちご夢二パン」は、敷島堂が製造したイチゴのコンフィチュールと白餡を使い、パンで「いちご夢二」を再現した。菓子と同様に見た目を白くするために、焦げ目をつけない白パンを使っている。
岡山木村屋の営業部・奥山安紀子さんは「パンで再現するというコラボは初めて。家でゆっくりと過ごす時間に再現度を確かめてほしい」と話す。
岡山木村屋では2月28日まで、「いちごフェア」を開催中。イチゴミルククリームとポイップクリームを使ったイチゴのフルーツサンド(380円)、ホイップクリームとカスタードクリームを挟んだイチゴのデニッシュ(180円)、「とちおとめ」の果汁を使って作ったイチゴメロンパン(150円)を販売している。
価格は230円。販売は4月末までを予定。