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岡山のデザイン事務所が「C」に収納するエコバッグ CMYKの4色

シファカのデザインチームの浅田恵里奈さん、長瀬香奈実さん、安藤成利さん、長友真昭さん、有松歩美さん(左上から)

シファカのデザインチームの浅田恵里奈さん、長瀬香奈実さん、安藤成利さん、長友真昭さん、有松歩美さん(左上から)

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 デザイン事務所「cifaka(シファカ)」(岡山市北区石関町)が現在、オリジナルショッピングバッグ「c bag」を販売している。

掛けた「c bag」(イエロー)

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 カフェ・ギャラリー・デザインストア「CCCSCD」(同)などを運営する同社が、アルファベットの「C」の形をしたシリコンケースに収まるナイロン素材のバッグを開発した。価格は3,630円。

 2020年7月からレジ袋が有料になったことにより多くの通称エコバッグが販売されるようになった。デザイナーの有松歩美さんは「一般的なエコバッグは、デザイン性に優れたものがなく、常に持ち歩けず忘れてしまい、きれいに折り畳めないためぐちゃぐちゃとしてしまう。デザインチーム内で意見を出し合い、自分たちが本当に欲しいバッグを作ることにした」と話す。デザインチームのメンバー5人でデザイン案を持ち寄り、試作を繰り返した。

 バッグのサイズは、幅30センチ・高さ60センチ・マチ15センチ。色の3原色シアン(青系)・マゼンタ(赤系)・イエローとブラックの4種を作った。「C」の形をしたシリコンケースは、先端部に磁石を付けていて、かばんの持ち手や自転車のハンドル、店の買い物かごなどに挟み込むように付けることができる。「C」は、同社の頭文字でもあり、case(ケース)、creative(クリエーティブ)、cute(キュート)、colorful(カラフル)、city(シティー)、convenient(便利な)、cycle(循環)などを意味している。

 デザイナーの安藤成利さんは「『C』は単純な形だけど、デザイン性も機能性も兼ねた優れた形であることが分かる。カラフルな『C』を連れてお出掛けする人を街中で見掛けられるとうれしい」と話す。今後も同社が開発した商品の販売を予定している。

 同社のオンラインストア、岡山県立美術館内ミュージアムショップ「KENBI CIFAKA」(天神町)、カフェ「STAND1-1」(野田野町1)などでも販売する。

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