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岡山の自宅・庭の小屋でパン店 店名の「だんだん」は、ありがとうの意

パン店「だんだんPAN」店主の安井祐子さん

パン店「だんだんPAN」店主の安井祐子さん

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 パン店「だんだんPAN」(岡山市南区妹尾)がオープンして1カ月がたった。

パン店「だんだんPAN」のパン

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 店主の安井祐子さんは、マルシェなどイベントでパンを販売してきた。昨年の夏ごろから、自宅の庭に小屋を建て、営業することを計画。大工をしている夫の協力で4畳半の小屋を完成し、6月15日にオープンした。パン店で働いたことはなく、パン教室や本で学び試行錯誤しながら種類を増やした。

 メニューは、湯種角食パン、カンパーニュ、めんたいこフランス、くるみパン、シナモンロール、ハイジ白パン、枝豆チーズベーグルなど日替わりで提供する。材料には、岡山県産の小麦粉、海塩、洗双糖、レーズン酵母を使う。

 安井さんは「以前の職場で一生懸命働きすぎて、体調を崩した経験から、本当に自分がしたいことを考え直すきっかけとなった。大好きなパンで、多くの笑顔をつくることに決めた。数は多く作れないが、種類をなるべく多く作り、選ぶ楽しみも味わってほしい」と話す。

 店名の「だんだん」は、米子弁で「ありがとう」を意味する。鳥取県米子市出身の安井さんが優しい響きと感謝の気持ちを込めて名付けた。

 営業は毎週日曜11時~。イベント出店などにより変更することもある。

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