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岡山の洋菓子店がチャリティー付き焼き菓子セット 保護猫活動を支援

洋菓子店「パティスリーアンフルール」広報・企画担当の鳥越淳史さん

洋菓子店「パティスリーアンフルール」広報・企画担当の鳥越淳史さん

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 洋菓子店「パティスリーアンフルール」(岡山市北区今8)が現在、保護猫支援プロジェクトとしてチャリティー付きの商品を販売している。

保護猫支援プロジェクト チャリティー付きの焼き菓子セット1

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 プロジェクトを支援しようと同店は、コットンリネン製の巾着に入った焼き菓子セット(1,080円)の販売を7月上旬から始めた。売り上げの10パーセントを保護猫シェルター「ティアハイム小学校」(吉備中央町)へ寄付する。巾着には、マドレーヌ、ティグレ、サブレ3種類の合わせて5つの焼き菓子が入る。

 2011(平成23)年にオープンした同店は、デコレーションケーキ、エクレアやシュークリームなどの生菓子、焼き菓子、ベーグル、コーヒーなどを販売する洋菓子店。2019年10月、店の敷地内で保護した子猫を同店のオーナーが飼い始めたことから、保護猫活動について関心を持ち支援の方法を探っていた。2019年7月に保護猫の受け入れを始めた旧大和中学校(吉備中央町)を使うシェルター「ティアハイム小学校」を知り、今年4月に訪れたのが、今回の商品につながった。「ティアハイム小学校」は犬・猫の検査やワクチン接種だけでなく避妊・去勢手術までできる施設も備え、現在は約50匹を保護しているという。

 今回、販売している巾着には、同店オーナーが保護した飼い猫「ゆきち」のイラストに「No Cat No Life」の文字をあしらった。イラストは、「ティアハイム小学校」が販売する巾着も手掛けるイラストレーターKAORUさんが描いた。

 焼き菓子セットに続く第2弾では、巾着と同じイラストを描いたTシャツ(3,520円)を販売する。焼き菓子セットと同じく、売り上げの10パーセントを保護猫シェルター「ティアハイム小学校」へ寄付する。同Tシャツを着て来店した人には、2022年2月22日まで商品代金を5パーセント値引く。7月上旬からWEBサイトで販売したところ、完売したことから店頭でも販売を始めることにした。

 同店広報・企画担当の鳥越淳史さんは「保護猫活動で動物の命を守る人がいることをまずは知ってほしい。焼き菓子を食べることで、動物の命を守る活動を支援する人が増えるとうれしい」と話す。

 営業時間は、平日=10時~18時、土曜・日曜・祝日=10時~17時30分。火曜定休。

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