英語が学べる学童保育「Sunshine English Academy（サンシャイン・イングリッシュ・アカデミー）」（岡山市北区大供表町）が移転オープンして2カ月がたった。

英語が学べる学童保育「Sunshine English Academy（サンシャイン・イングリッシュ・アカデミー）」の看板

　　代表の小林尚未さんは小学生の頃、映画「サウンド オブ ミュージック」を見て英語の楽しさを知り、17歳でニュージーランドへ行く。英会話講師など経て、2013（平成25）年12月に英会話BAR「Rooftop（ルーフトップ）」を開業。昨年の10月まで同店を営業していた。

　2020年4月には東古松に同校を開校。今年10月に「岡山市立鹿田小学校」（同）近くに移転オープンした。約90平方メートルの教室内には、ボルダリングや畳ルーム、英語絵本コーナーなどを設ける。

　同教室では、通常の学童保育に加え英語のレッスンを設けている。テーマは「英語をちゃんと聞けて、話せて、読める力をつける」。小林さんは「英語では『ジュース』など単語だけで話をしない。『ジュースをください』のように自分の意思を伝える文化がある。日本語を使うときでも同じことがいえる。小さな教室だからこそできる細やかなコミュニケーションで、聞けて話せるだけではなく読める力を育てていく」と話す。「自分の好きなことを英語で学ぶと世界のことにアクセスできるようになる。世界中の人の多様な価値観を知ることができ、自分とは違う相手を尊重できる心を育てていきたい」とも。

　現在、12月24日のクリスマス会などに参加できるウインタースクールの児童や来春1年生になる児童の募集も行っている。