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岡山・高梁市でチャレンジする人が集う場 100のプロジェクト醸成へ向けて

「高梁100challengeまちづくり会議」代表の横山弘毅さん

「高梁100challengeまちづくり会議」代表の横山弘毅さん

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 「備中高梁会議2022」が3月5日、オンラインで開催される。

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 主催の「高梁100challengeまちづくり会議」は、2020年11月に高梁市に移住した横山弘毅さんが代表を務め、高梁の中学生・高校生・大学生が中心としたプロジェクトを展開してきた。本年度、20回以上のワークショップを開催。横山さんは、公立小学校・中学校のギガスクールのサポート、高梁高校など探求学習のサポートなど地域連携コーディネーターとして活動しながら、古民家を改修し拠点づくりも進めている。

 同イベントは、「前例になる生き方・挑戦する生き方」をテーマに、高梁市内でチャレンジする人と地域の人がつながる場とするのが狙い。横山さんは、吉備国際大学・講師の大西正泰さんと島根県の「津和野会議」に参加したことをきっかけに、静岡県熱海市で行われた「ATAMI2030会議」などを参考に企画したという。

 基調講演として、元ラグビー日本代表で社団法人の代表理事を務める長江有祐さんが「ラグビー界にSDGsを達成する場を作りたい」をテーマに登壇するほか、大西さんが徳島県上勝町でのまちづくりなどを題材に「地域再生のプロフェッショナル」として講演する。

 事例発表として、備中町ぶどう農家の赤迫靖浩さん、高梁城南高校を今年度卒業した片山智恵さん、有漢さつまいも会議の丸山幸子さんが登壇するほか、松山高校のオリジナル焙煎(ばいせん)プロジェクトや福地小学校の福地PR大作戦について報告する。登壇者によるワークショップ・ディスカッションも準備している。

 横山さんは「高校生の探求学習など校内で閉じられていて地域の人には知る機会がない。チャンレジする人のことがもっと知られ、触発されて新しいチャレンジが生まれる。ささいなことでも100プロジェクトが生まれることを目標に、大人から子どもまで、面白いことにチャレンジする雰囲気を高梁のまちに醸成したい」と話す。

 開催時間は10時~16時30分。参加費は1,500円、大学生以下無料。

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