「書デザイン・桜楽(さらん)書道教室」(赤磐市)に通う女子中学生による書道パフォーマンスが3月20日、イコットニコット(岡山市北区駅前町1)で行われる。
同教室は2010(平成22)年に開設し、硬筆・書道を教えている。パフォーマンスをする中学生の中には、小学1年生から習い始めて現在7段の段位を持っている生徒もいる。
パフォーマンスでは、3人の生徒が筆先約15センチ使って1.8メートルの紙に「信は縦糸 愛は横糸 織り成せ 人の世を 美しく」と書く。入場時にはサックス・トロンボーン・クラリネット・フルートの生演奏があり、そのうち2人の生徒は楽器を筆に持ち替え「書道」と書く。このほか、小学2年生と5年生の姉妹によるバトントワリングの演技の披露もある。
同教室で指導する三浦和恵さんは「ここ数年は、コロナで発表の場所を失った。書道教室だが、生徒たちのやりたいことを自由に発表する場を作りたかった。書体を決めて間違いを指摘するだけの書道ではなく、自由に表現することの楽しさを生徒にも見ている人にも届けたい」と話す。
開催時間は13時~と15時~。入場無料。