中華料理店「町中華・寿々福(じゅじゅふく)」(岡山市北区大供2)が3月7日、オープンした。
中華快席「福幸」(北区田町1)やラーメン店「濃厚鶏白湯拉麺 乙」(北区平和町)を運営する西井隆之さんが、岡山市役所近くの飲食店「磯の子」跡に新たにオープン。西井さんによると、町中華は、早く安くボリュームのある中華料理を指すという。
同店の看板メニューは、あんを皿からあふれそうになるほどかけた「おぼれ天津飯」(660円)と「海鮮おぼれ天津飯」(880円)。西井さんは「通常より多めにかけることで、最後まで飯を楽しめる。卵をふわふわにすることのみならず料理人の技術」と話す。
中華そばセットメニューでは、おぼれ天津飯、黒マーボー丼、焼き飯を選べる。肉野菜定食、中華そば・唐揚げ定食(以上850円)、日替わり定食、ユーリンチー定食(以上900円)も用意する。
一品料理は、ザーサイ、ピータン豆腐(以上350円)、雲白肉(ウンパイロー)、もやしチャーチュー(以上550円)、唐揚げ(660円)なども提供する。
西井さんは「コロナ禍で夜の飲食店は大きな打撃を受けた。昼食に手軽な町中華を提供し、帰宅途中に1人でビールとつまみで楽しんでもらえるとうれしい。一般的な皿や器を使っているが、本格的な味の中華料理を提供していく」と話す。
営業時間は、11時~15時、17時~22時。日曜定休。