リクルートブライダル総研(東京都千代田区)が岡山県とコラボした「ご当地婚姻届」がダウンロードできるようになって1カ月がたった。
同企画は、同社が2014(平成26)年にスタートした「幸せ応援地域プロジェクト」の一環で6月1日に始まった。2019年7月に始まった倉敷市の婚姻届など、現在40都市以上の婚姻届がダウンロードできる。
ご当地婚姻届には、「晴れの国」をイメージした青い空に岡山後楽園から見える岡山城とタンチョウが描かれている。タンチョウは生涯1羽と連れ添うといわれることから夫婦円満の象徴として採用した。用紙の上部は桃の花で彩られている。
婚姻届は、提出用だけでなく保存しておける記念用も準備。記念用には、それぞれパートナーに対しての言葉を記入する欄と写真を貼れるスペースを設けている。岡山県内だけでなく、どの自治体でも提出できる。
研究員の山中亜紗子さんは「新型コロナウイルスの感染拡大により全国的に婚姻数が減少した。そんな中でも、2人の決断に花を添えられるようにと企画した。岡山出身の方、岡山に思い出のある人、これから岡山に住む人、どんな人でも使え、どの自治体にも提出できる。婚姻が楽しいものになってほしい」と話す。