子どもが制作した映画などの発表会「シネマフェスティバル」が12月17日、岡山県立美術館(岡山市北区天神町)で開かれる。
子どもの映像制作を中心とした創作活動を通じて地域の活性化に貢献することを目的に、今年設立された同団体。これまで、子どもたちが映画制作を体験する約6カ月間のプログラム「こどもえいがクラブ」を運営した。
当日は、「こどもえいがクラブ」の参加者が制作した短編映画作品を上映。4~7歳の子どもが作った「こおりのまち」、8~10歳が作った「まほうのカギ」、中学生が作った「おばけの子」の3作品上映と映画監督・山﨑達璽(たつじ)さんの講評も行う。
このほか、エンターテインメントスタジオ「ゆめラボESS」に所属する子どものダンスショーと演劇、池田動物園応援大使「もも太海賊団」の着ぐるみショー、ボーカル&ピアノユニット「Yoshimi with sp」のライブ、映像作家支援機構の「オリジナル観光PR動画」や映画「ミネルヴァの梟(フクロウ)」も上映する。
実行委員長の大西貴也さんは「スマホも含めると、多くの人がカメラを使える持てる時代になったが、子どもが映画作品を作る機会は少ない。映画を中心に子どもたちが表現し、発表できる機会を増やしていきたい」と話す。
12時開演。参加費は、前売り=1,000円、当日=1,500円、小学生以下無料。オンライン配信も行う。