食べる

岡山市内で中華風の「牡蠣重」「牡蠣まん」 瀬戸内市・虫明のご当地グルメに

豚まんテイクアウト専門店「スチームキッチンDAIKU第九」のスタッフ

豚まんテイクアウト専門店「スチームキッチンDAIKU第九」のスタッフ

  • 29

  •  

 豚まんテイクアウト専門店「スチームキッチンDAIKU第九」(岡山市北区大供1)が1月5日、「牡蠣(かき)重」の販売を始めた。

豚まんテイクアウト専門店「スチームキッチンDAIKU第九」の外観1

[広告]

 同店は2021年11月、行政書士の墔郷(さいごう)敏範さんが趣味で作り始めた豚まんを提供する店としてオープンした。墔郷さんは20ほど年前から瀬戸内市邑久町虫明(むしあげ)のカキ漁を営む友人を手伝う中、「牡蠣まん」を開発。友人たちから「豚まん」の要望が多く、改良を重ねて同店を開いた。

 豚まん専門店としてスタートし、昨シーズンからは「牡蠣まん」を販売。隣町の日生(ひなせ)のお好み焼きにカキがのった「カキオコ」と同様、虫明のご当地グルメとして「牡蠣まん」(490円)、「牡蠣重」(1,200円)を広めたいという。

 「牡蠣重」には約170グラムの生ガキをごま油とネギ油で煮込み、しょうゆと紹興酒などで下味をつけ、鶏白湯(パイタン)スープで煮込んだ4つの部位の豚肉を約100グラム載せる。中華風の味付けにのりをのせるほか、豚の頭部肉を使っているのでコリコリした食感も楽しめるという。

 墔郷さんは「牡蠣まんの残り具材を飯に食べたのが始まり。改良を重ねて、これ以上おいしいものは思いつかない商品ができ、楽しくて仕方ない。虫明のカキを岡山市内で食べてほしい」と話す。

 営業時間は11時~19時。日曜定休。牡蠣重は4月末まで販売予定。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース