「北長瀬未来ふれあい総合公園」(岡山市北区北長瀬表町2)のグランドオープンイベント「北長瀬ファーストピクニック」が4月1日・2日、開催される。
JR北長瀬駅前に2019年6月にオープンした商業施設「ブランチ岡山北長瀬」の東隣にある同園は、岡山ドームを含む14.3ヘクタール。管理・運営は、大和リース(大阪市中央区)、ファジアーノ岡山スポーツクラブ、北長瀬エリアマネジメントから成る「北長瀬未来ふれあいパートナーズ」が行う。
2011(平成23)年に策定された岡山操車場跡地整備基本構想を基に、2014(平成26)年から「岡山西部総合公園(仮)」として整備を進めていた。2021年12月から園内に建設された「みはらしプラザ」の運営を社会実験で取り組んだほか、活用準備会では市民農園の運営実験、パークコーディネーターの配置などを行ってきた。
当日は、飲食ブースやキッズネイルやハンドマッサージなど10店以上が出店。200円以上購入・利用の参加者にはファジアーノ岡山選手サイン入りTシャツやファジ丸柄のハンカチが当たる抽選券を配布する。
2日には気球搭乗体験も行う。気球搭乗に必要な整理券は、1日に「みはらしプラザ」で配る一部の風船の中に入っている。最大20メートル上空に上がるが、風速が3メートルを超えると中止になる。
芝生広場では、バドミントンセット、フラフープ、長縄、レジャーシートを無料で貸し出すほか、人が入れるバブルボールや1.5メートルの巨大サッカービーチボールも有償で提供。フィンランドのスポーツ「モルック」の体験も行う。
1日に「みはらしプラザ」前で勝央金時太鼓の和太鼓演奏があるほか、ステージでは「VEDA YOGA STUDIO」の親子ヨガ、Shunyaさん、S4さんの大道芸、ダンススタジオ「VERTEX」のダンスパフォーマンスを予定している。
岡山ドーム、鉄道の庭、みはらしの丘、ブランチの噴水、受付、みはらしプラザの2階の6カ所に設置したQRコードを読み取るスタンプラリー「デジタルウォークラリー」も行う。スタンプを全て集めると菓子の詰め合わせを進呈する。
岡山ドームでは1日、年中・年長を対象とした親子サッカー、小学1年・2年生向けのサッカー体験教室を実施。ゴールに向かってボールを蹴る「キックターゲット」やファジ丸の形をしたふわふわドームの設置も行う。
北長瀬エリアマネジメントの藤田花奈子さんは「グランドオープンした公園に遊びに来てほしい。イベントの開催時だけでなく、日常的に使ってほしい。パークコーディネーターがいて、やりたいことを相談すれば、可能な限り、やりたい方法で公園を楽しむことができる。禁止看板を立てるのではなく、市民が使い方を自ら考え、活用される公園にしていきたい」と話す。
開催時間は、1日=10時30分~16時、2日=7時~16時。