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岡山で10回目の「こけしマルシェ」 平成30年7月豪雨への支援継続

「こけしマルシェ感謝祭」を主催する石井慶子さん

「こけしマルシェ感謝祭」を主催する石井慶子さん

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 「こけしマルシェ感謝祭」が10月10日、北長瀬未来ふれあい総合公園(岡山市北区北長瀬表町1)で開かれる。

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 主催する石井慶子さんは岡山市内の百貨店に勤務する会社員だが、平成30年7月豪雨をきっかけに同イベントを始めた。被災直後の倉敷市真備町に訪れた石井さんは、過酷な環境下での復旧作業は体力的にも辛く継続できないと感じたという。

 同マルシェは、被災地支援に行きたいけど行けない人や、力作業がしづらい女性や子ども、被災地の遠方に住む人の声から生まれた。石井さんは「誰かのために何かをしたいという気持ちは全国で多くの人が感じているはず。楽しみながらできるマルシェで無理せず続けられる支援を目指している」と話す。

 同マルシェは2019(平成31)年1月にスタートして、今回が10回目。これまでは、売り上げの一部と入場料を被災したエリアの店や団体に寄付してきた。今回は、真備町地域活性応援隊「竹あかり」に寄付金を届ける。

 今回は10回目の節目を迎えるため、会場を野外にして入場無料にする。誰でも気軽に楽しんでもらえることで感謝を表現したという。

 こけしマルシェの由来は、石井さんが以前、ネット配信していたときにお気に入りのこけしをマスコットキャラクターとして用いたのが発端だった。こけしを販売するマルシェとして勘違いされることもあったという。今回は第2回に続き、リアルなアートこけしを販売する「COOKIES(クッキーズ)」が青森から出店することが決まった。

 当日は34組が出店。手作り猫雑貨「エリアシ刈り上げタイのアンズ」、手編み小物「イトモノカラフル」、アフリカ布の洋服や雑貨「jam tun(ジャムタン)」が商品を販売するほか、「YUI SPACE(ユイスペース)」のしめ縄とマクラメを使った作品制作、「Bouno-Rire(ボウノリイル)」のデコスイーツ制作、「Bouquet Bouquet(ブーケブーケ)」の倉敷デニムを使ったファブリックリースづくりなどのワークショップも予定している。

 飲食ブースは、季節のチーズケーキ「菓子工房ぽわん」、クリームブリュレアイス「A.P.cafe」、牛すじカレー「すじやねん」、クラフトビール「六島浜醸造所」などが出店する。

 今回は野外ステージを設け、OKAYAMA通天閣、板東圭一郎、Zumbaさちこ、mushimaRがライブやダンスを披露する。

 石井さんは「百貨店業務ではできない自分の好きなもの、好きな人だけを集めてマルシェをできるのはうれしい。平成30年7月豪雨から4年がたち、もうなかったことのように感じている人もいるかもしれないが、人によって時間の進み方は違う。テーマの『忘れず・寄り添い・つなげていく』をずっと大切にしていきたい」と意気込む。

 開催時間は10時~16時。入場無料。

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