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岡山の橋本財団が福祉事業について助成募集 岡山に住む外国人支援など

(左から)公益財団法人「橋本財団」の橋本夕紀子さんと濱田さゆりさん

(左から)公益財団法人「橋本財団」の橋本夕紀子さんと濱田さゆりさん

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 公益財団法人「橋本財団」(岡山市北区幸町)が現在、2024年度の福祉助成を募集している。

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 同法人は2017(平成29)年に設立。同年に福祉助成の募集を始め、今回で7回目。助成は、研究助成と活動助成の2種。

 研究助成は、大学や研究機関などを対象に「移民に関する調査研究」「その他、社会課題についての調査研究」。1件当たり300万円。本年度は、岡山大学や旭川荘総合研究所など4件、1,000万円を助成した。

 活動助成では、特別枠「岡山に住む外国人への支援活動」と一般枠「公的支援の枠外での社会福祉活動」を募集。1件当たり20万円~300万円。本年度は50件で約4,000万円を助成した。

 同団体は2020年にソシエタス研究所を設立し、外国人に関する研究も行っている。日本の人口減少・労働者数減少の中、技能実習生・特定技能などの外国人の受け入れは拡大するが、送り出し国の制度とのミスマッチなどインドネシアに現地特配員を置くなどして研究している。

 本年度の助成について、同法人の濱田さゆりさんは「学校だけが学ぶ場所でなくてもいいという考えが2、3年前から強くなり、フリースクールの整備についての助成が増えた。これまでほとんどなかった、精神障がいに対応したシェルターに対して助成したほか、孤立する妊産婦に対して、スタッフが対応方法などを勉強して訪問する支援団体にも助成を決めた」と話す。

 同法人の橋本夕紀子さんは「外国人の子どもに対する教育について注目してほしい。小学校・中学校には日本語が上手でなくても入学できるが、高校受験に対するハードルは非常に高い。民間でしか対応ができてなく、数も少ない。地域の人たちと関わる交流の場にも助成している。普段からの関わりが、日本語を話したいという気持ちにさせることもある。応募してくる活動は、公的な助成が少なく、どれも緊急度や困窮度が高いものが多く、予防的な活動にまで助成が追いついてない」と話す。

 募集期間は10月31日まで。

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