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岡山・杜の街グレースに定食店「肉処たにもと」 笠岡の牧場が直営

定食店「肉処たにもと」のスタッフ

定食店「肉処たにもと」のスタッフ

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 谷本牛を使った定食店「肉処たにもと」が11月29日、商業施設「杜の街グレース」(岡山市北区下石井2)にオープンした。

「肉処たにもと」の牛焼き肉定食1

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 同店は、笠岡市の干拓地にある谷本牧場(笠岡市カブト中央町)が経営する焼き肉店「焼肉たにもと」(笠岡市十一番町)に次ぐ2号店。同牧場は、35年ほど前から育てる牛を乳牛から肉牛に変え、現在はホルスタインと和牛を組み合わせた交雑牛約800頭を飼育している。餌は、減農薬栽培した大豆からできるおからを豆腐店から仕入れ食べさせるほか、高級牛同様、生後30カ月以上の期間肥育しているという。

 昨年9月にオープンした杜の街グレース内のフードコートにオープンした同店は、3種の定食を提供する。バラ肉とモモ肉、キャベツともやしと炒めた「牛焼き肉定食」(1,400円)は、焼き肉店「焼肉たにもと」で提供するつけダレとポン酢ペースのタレを添えて提供する。ハラミやスジ肉など数種の部位とタマネギを煮込んで卵でとじる「牛とじ丼定食」(1,100円)。いずれも、みそ汁とご飯などを付けた定食として準備。そのほか、アボカドクリームとしょうゆを絡ませて食べる「ローストビーフ丼定食」(1,500円)を用意する。

 店主の谷本聖さんは、カナダ留学中、オーガニックな食文化に興味を持ち、福山市など各地で20回以上の食イベントを開催してきた。同店の料理は、イベントで出会った料理人の今西大和さんが監修している。

 谷本さんは「岡山市内での出店は以前から考えていた。牧場直営だからできる品質の良い肉を提供する。肉の濃い味、脂の甘さを感じてほしい。今後は、牛鍋やモツ鍋、ビーフシチューなどのメニュー展開も考えている」と話す。

 営業時間は11時~22時。水曜定休。

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