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岡山・林ぶどう研究所が10年かけて開発したブドウのクラフトビール発売

(左から)「果物研究所POMONA」の橘将太さん、「林ぶどう研究所」の林慎悟さん、「久福ブルーイング本島」の久保田宏平さん

(左から)「果物研究所POMONA」の橘将太さん、「林ぶどう研究所」の林慎悟さん、「久福ブルーイング本島」の久保田宏平さん

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 林ぶどう研究所(岡山市北区津高)が開発したブドウ品種「マスカットジパング」を使ったクラフトビール「醸果(じょうか)」が1月27日、お披露目された。

お披露目会で開発エピソードを話す久保田さんと林さん

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 同社は、100年以上続く「林農園」の4代目の林慎悟さんが、100種類以上のブドウの栽培と約15年前から始めた品種改良で新たな品種の開発を行っている。

 マスカットジパングは、エジプト原産の古くから人気の品種「マスカット・オブ・アレキサンドリア」の種をなくし皮ごと食べられる品種を目指し1万回以上の交配を繰り返し、2014(平成26)年、10年にわたる開発の末、品種登録を果たした。現在は、岡山県内の約100軒の契約農家が栽培している。

 醸果は、2022年に久保田宏平さんが夫婦で創業したクラフトビール工房「久福(きゅうふく)ブルーイング本島」(香川県丸亀市)が醸造した。同工房では瀬戸田レモンや清水白桃、笠岡産の大実金柑など瀬戸内の素材を副原料にビールの製造し、販売する。

 当日は、果物農家や行政職員など約20人が会場のビニールハウスに集まり、試飲した。商品のプロデュースや企画を担当した「果物研究所POMONA (ポモナ)」の橘将太さんが司会を務めた。

 会場で久保田さんは「通常、果物を使ってビールを造る時、果物にいる菌が発酵に影響するため熱殺菌する。今回はブドウの味を生かすため、水洗いだけで使うチャレンジをした。生のブドウだけではなくレーズンも加え、完熟したブドウの爽やかな香りと上品な甘みを表現できた。合わせるビールは数種のビールで試作し、日常的に飲んでもらえるように目立ち過ぎないビール・バイツェンを選んだ」と話す。

 価格は1,430円(375ミリリットル瓶)。久福ブルーイング本島のオンラインショップと酒販店「ワインと地酒 武田」で販売する。

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