チョコレートスイーツ専門店「陽の詩(ハルノウタ)」(岡山市北区問屋町)が問屋町にオープンして、2月2日で2カ月がたった。
チョコレートスイーツ専門店「陽の詩(ハルノウタ)」の季節のタルト~イチゴ~
店主の髙橋直也さんは和食の料理人で、市内で飲食店を営む。これまで岡山になかったチョコレートスイーツに特化した専門店として12月2日にオープンした。開店を思案中に、大阪のケーキ店でパティシエを務めていたパティシエと出会い、約3カ月間、多くの試作を繰り返した。店内はテーブル2卓4席を設け、テイクアウト販売も行う。
店内は、グレーなどの淡色を基調に「シックでな雰囲気」を演出。高橋さん自ら、テーブルや椅子、小物などのインテリアを「女性の気持ちになって」コーディネートしたという。店名は、陽気で明るいイメージと、県外への展開を考え「晴れの国」と呼ばれる岡山から連想する「陽」を使い、「陽の詩(ハルノウタ)」と名付けた。
メニューは全ての商品でチョコレートを使うほか、県特産品の桃とマスカットなどのフルーツを使った8種のスイーツを日替わりで提供する。今後は、地酒を使ったスイーツの提供や夜のカフェ営業を予定している。
メニューは、8種類のスイーツを盛り合わせる「陽(ハル)のプレート」(2,000円)、チョコレートとキャラメルのパフェ「花詩(ハナウタ)」(1,580円)。そのほか、チョコレートのアソート(4個=1,200円、6個=1,800円)、マカロン5個入り(1,400円)、ガトーショコラ「陽風(はるかぜ)」(550円)、「ショコラクレームブリュレ」(580円)、コーヒーバターとムースを合わせたオペラ「煌(きら)」(620円)、「季節のタルト イチゴ」「誘惑の生チョコタルト」(以上640円)、「ジュノワーズショコラ」(600円)などを提供する。
ドリンクは、ホットショコラ(600円)、コーヒー(400円)、バターコーヒー(580円)、カフェオレ、レモネード(以上500円)、紅茶(ストレート=450円、レモン・ミルク=500円)など。
髙橋さんは「試作中の3カ月間は、見かけたチョコレートは食べて研究した。現在は、バレンタインデーに向けた商品を提供しているほか、今後はこれまでになかったようなスイーツをパティシエと企画している。女性客がほとんどなので、甘すぎず、軽やかな食感だけど、しっかりおいしいチョコレートを準備する」と話す。
営業時間は11時~17時。月曜定休。