「尾道ラーメン燈(あかり)」岡山駅前店(岡山市北区本町)がオープンして、9月8日で1カ月がたつ。
同店は、シーシャ専門店などを経営する竹内庸平さんが井上製麺所(尾道市)と出会ったことから、2019年11月に本店(田町)をオープン。西川緑道公園沿いにオープンした同店は3店舗目。本店との距離は約900メートル。本店は歓楽街に近く、岡山駅前店は居酒屋などの多いエリアにある。
ラーメンは、数種のしょうゆと削りガツオ、シイタケなどのだしをブレンドした鶏ガラしょうゆ。9時間かけて煮込んだ豚の背脂が浮かぶ。平打ちのストレート麺、国産の豚もも肉を3時間煮込んで寝かしたシャーチュー、九条ネギなどを使う。開店前は焼き肉店「牛ちゃん」に住み込みで修業し、少しずつオリジナルのスープを作っていったという。
メニューは、尾道ラーメン(850円)、同店限定の味玉ラーメン、黄ニララーメン(以上1,000円)、うらじゃラーメン(950円)、カレーラーメン(980円)、チャーシューメン(1,150円)。それぞれ小・大のサイズも用意する。サイドメニューとして、チャーシュー丼(380円)、かしわバター丼(450円)、肉混ぜおにぎり(200円)、おつまみメンマ(230円)などもそろえる。
店主の東山康平さんは「チャーシューをバラ肉ではなく、あっさりしたもも肉を使い、九条ネギをのせることで、背脂の甘さとのバランスを考え食べやすいラーメンを提供する。味玉を1晩漬け込んで作るなど、ラーメン職人として白衣を着て迎えている。週末は朝までシメラーメンとして食べに来てほしい」と話す。
営業時間は20時~4時(金曜・土曜は朝まで)。日曜・月曜定休。