
サッカーJ1「ファジアーノ岡山」のラッピングタクシーが2月15日、杜の街グレース・杜の街プラザ東側に展示された。
岡山両備タクシーが運行するトヨタのジャパンタクシーに、ファジアーノ岡山の赤い色に、エンブレム、ロゴ、マスコットキャラクターのファジ丸、両備グループのキャラクターのR(アール)ちゃんをあしらった同車両。同社100周年の2010(平成22)年にも一度、ファジアーノ岡山のラッピングタクシーを約1年間、運行したことがあった。約400台のタクシーのうち1台だけの運行となる。
専属ドライバーの伊野仁文さんはドライバー歴8年。元々は広島東洋カープのファンだったが、サッカー、ファジアーノ岡山がJ1昇格を機に選手を覚え、勉強中だという。当日、JFE晴れの国スタジアムで京都サンガF.C.と対戦し、2-0でファジアーノ岡山が勝利した。伊野さんは「1台だけしか走っていないので、見かけるだけでもラッキー。見つけたら写真を撮ってほしい。ファジアーノ岡山を知れば知るほど楽しくなってきた。初戦を勝利できて本当にうれしい」と話す。
このほか、約10年前から運行している路線バス1台も展示。天井部分、料金箱などをファジアーノ岡山仕様に変更したほか、初戦ゴールを決めた田上大地選手、木村太哉選手など12人のサイン色紙を展示している。6月にはラッピングやシートを新たにする予定。両備トランスポートは、3トントラックをファジアーノ岡山のラッピング仕様にした。