やっち(岡山市北区奉還町3、TEL:086-250-7297))で8月2日・3日、映像作家の波田野州平さん監督作品「断層紀」の上映会をおこなう。
同監督の岡山での映画上映は2度目。前作「TRAIL」は岡山県と鳥取県をつなぐ人形峠を舞台にした映画だったこと、学生時代に岡山市内に滞在して映画製作をした経験から上映が決定した。
「断層紀」の舞台は秋田県大館市。かつての鉱山の町だった場所に3カ月滞在しながら撮影したという。
物語は、ある日突然姿を消した祖父・波田野源一郎の残した光輝く鉱石に魅せられた主人公が、祖父が産まれた鉱山の町を初めて訪れる…。
「この映画をきっかけに、かつて日本のどこにでもあった出来事や、かつてここにいた人に思いをはせてほしい。今住んでいる場所が違って見えてくる」と波田野監督。各日とも、上映後にゲストを交えたトークイベントを行う。
開演時間は、2日=16時と19時、3日=15時と18時。入場料は、前売り=1,000円、当日=1,200円。